このページの本文へ

360mmラジエーター採用の水冷クーラーを搭載、Core i7-12700Kでも温度はバッチリ!

冷却性能が劇的に上がった内部構造に注目! デザインも機能性も向上したLEVEL∞最新ケース採用ゲーミングPCをチェック

2022年02月18日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

提供: ユニットコム

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

着脱式フィルターの採用で日々のメンテナンスも簡単

 ケース内部の特徴を見てきたが、外部も色々な工夫が凝らされている。その1つが、メンテナンス性の高さだ。

 高性能なマシンではエアフローが重視されることもあり、どうしてもホコリが侵入しがちだ。このホコリをキャッチするため、吸排気口にはフィルターが装着されている。

排気口となる天面は動作中にはホコリは入らないものの、電源を切っているときには普通にゴミとともに入ってしまう。それを防ぐため、目の細かいメッシュが装着されている

電源部の吸気は底面からとなっていることもあり、ここもしっかりとフィルターで覆われている

 もちろん、フロント部分にもフィルターは装着されており、ホコリをなるべく侵入させないようになっている。これらのフィルターはすべてツールレスで着脱が可能。汚れてきたなと思ったら取り外し、掃除機でホコリを吸ってもとに戻す、といった掃除が手軽にできるわけだ。

 ちなみに電源は、電力変換効率の高い80PLUS BRONZE認証のある製品を採用。電力も700Wと余裕があり、Core i7-12700KとGeForce RTX 3060の性能をしっかりと引き出せる。

700Wと余裕のある出力の電源を採用。80PLUS BRONZEとなるため、無駄な電力や発熱が抑えられているのもうれしい

 外部インターフェースは、天板部手前に装備。USB Type-AだけでなくType-Cも用意されているが、これはモデルによって使えないこともあるので注意したい。地味にうれしいのが、ヘッドフォン出力とマイク入力が用意されていること。ヘッドセットなどはよく使うアイテムとはいえ、ほかの音楽機器で使うこともあるため、手早く手元で着脱できると便利だからだ。

ヘッドフォン、マイク、USB3.0×2を装備。なお、本モデルではUSB Type-Cは背面のみの利用となるため注意が必要だ

 また、新ケースでは前面のインターフェースを天板部手前に配置しているのもポイント。デスクが狭い場合、マシンを机の下に置くことになるが、その際にかなりアクセスしやすい。

 なお、今回試用したモデルはスタンダードタイプだが、バリエーション展開としてLEDイルミネーションを搭載したRGB Build仕様のモデルもあり、フロントパネルにARGBに対応したLEDイルミネーションを搭載、サイドパネルは磁石による脱着補助付きのガラスパネルを採用している。

 スタンダードでもゲーミングらしいデザインになっているが、よりゲーミングっぽくライティングにコダワリたいという場合は、こちらもチェックしてみてほしい。

カテゴリートップへ