360mmラジエーター採用の水冷クーラーを搭載、Core i7-12700Kでも温度はバッチリ!
冷却性能が劇的に上がった内部構造に注目! デザインも機能性も向上したLEVEL∞最新ケース採用ゲーミングPCをチェック
2022年02月18日 11時00分更新
360mmラジエーターの水冷クーラーも装着可能!
冷却性能や拡張性もバッチリ
早速だが、LEVEL-R769-LC127K-RBXのパソコンの内部からチェックしていこう。サイドパネルはネジ2本で止まっているだけなので、手で簡単に取り外しが可能。サイドパネルは上から開くタイプなので、狭い机の上でも作業できるのがうれしい。
内部は裏配線が活用されていることもあって、かなりスッキリとしている。目立つのは、大型の水冷クーラーを搭載していることだろう。とくにCPUに装着するポンプ内蔵の水枕は背が高いため、気になる人も多そうだ。
水冷クーラーのラジエーターはフロントの吸気口部に装着されており、サイズはなんと360mm。第12世代Coreプロセッサーは性能が高いが、発熱もかなり大きくなるだけに、大型ラジエーターの採用は頼もしい。
ファンの向きを見てもらえるとわかるとおり、冷たい外気でラジエーターを冷却する配置になっている。つまり、CPUからの熱はケース内に拡散されるわけだ。
高負荷が長く続くとケース内温度が上昇するため、いかにすばやく排出できるかが重要となる。
LEVEL-R769-LC127K-RBXでは、排気ファンを多数装着することで解決。背面の1つに加え、熱の溜まりやすい天面に2つの排気ファンを装備することで、熱を外部へとすばやく逃がせるように工夫されている。
表だけでなく裏も見てみよう。表にケーブルが少ないだけに、裏に無理に押し込めてあるように考えてしまいがちだが、実際は違う。丁寧にケーブルが束ねられ、キレイにまとめて配線されていた。
標準構成でのストレージはPCIe接続のSSDとなるため、マザーボードに直付け。そのため、ドライブベイは必要ない。
フロント部は水冷クーラーのラジエーターがその場所を占めているため、ドライブベイはない。では、どこにもストレージを増設できないのかといえば、そうではなく、マザーボードの裏側にあたる部分に2.5インチベイ×2、電源部の手前側に3.5インチベイ×2が用意されている。
どちらも電源から近い位置となるため、ケーブルの配線が楽に行なえる。ストレージの増設を考えている人にとって、ありがたい。