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登山YouTuberが「HUAWEI WATCH GT 3」を使って山を登ってみた

2022年02月07日 10時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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 ファーウェイ・ジャパンが1月28日に、最新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3」を紹介するメディア向けイベントを開催しました。ゲストとして登壇したのは、登山YouTuberのイタガキさん。実際にHUAWEI WATCH GT3を着けて登山をした感想が報告されました。

登山YouTuberのイタガキさん。フリーランスの映像編集者として活躍しつつ、YouTubeチャンネル「ITAGAKI.TV」も運営。登山の動画をメインに、登山やアウトドアで役立つガジェットもレビューしている

講演のテーマは「これから登山の楽しみ方『最新スマートウォッチを相棒に登山デビュー』」

イベントは新型コロナウィルスの感染対策を講じた上で開催された

登山は誰でもすぐに始められる!

 イタガキさんは現在42歳。根っからの登山家というわけではなく、本業はJリーグやプロ野球などスポーツの映像編集に携わっていて、登山を始めたのは30代になってからとのこと。「33歳で運転免許を取得して、自分の車を購入。どこにでも行ける気分になり、遠い憧れだった登山に目が向きました」(イタガキさん)。初めて登ったのは北アルプスで、そこで見た景色が、登山に夢中になるきっかけになったそうです。

初めて登った山で見た風景に感銘を受けて登山にハマり、YouTubeも始めた

「私にとって、登山は冒険や非日常を感じられるもの。登山を始める以前に、クロアチアを縦断するような旅をしたこともあるのですが、それよりも冒険的で、もはや海外に行く必要はないとまで思えました」(イタガキさん)

 登山の楽しみとして、イタガキさんは下記の5項目を挙げました。

 「山の景色は写真でも見られますが、実際に登ると空気感が違って、景色もよりいっそう楽しめます。山頂に立ったときの達成感は言うまでもなし。山で食べるご飯は美味しく、俗に言う“山飯” に楽しみを見出している方もいます」(イタガキさん)

 登山の楽しみ方はまだまだあると、さらに5項目を挙げていました。

 「登山は歩き始めたら、すぐに始まるスポーツです。美しい風景はスマホのカメラで手軽に撮影できます。ひと口に登山と言ってもジャンルが豊富で、自分が好きなほうにシフトしていけることも利点。いいことづくめなので、ぜひ、みなさんにも始めていただきたいです」(イタガキさん)

都心からすぐに行ける! イタガキさんオススメの山

 都心から気軽に訪れられる、登山初心者にオススメの3つの山を紹介してくれました。

 京王線の高尾山口駅から登れる高尾山には複数のコースがあり、ケーブルカーもあります。イタガキさんは、ケーブルカーを使わず、最も山らしさを体験できる「稲荷山コース」をすすめていました。

 神奈川県の丹沢山地にある大山は、ケーブルカーで700mくらいまで上がれるので、初心者はそこから登るのがよさそうです。イタガキさんいわく「高尾山よりも登山感を味わえる」そうですが、電車でのアクセスが不便なことが難点。

 小田急線の鶴巻温泉駅や秦野駅から歩いて行ける弘法山は、きつい傾斜がなく、気軽に登れるのが魅力。「富士山や秦野の街並みを眺めることができます。あまり高く登ると雲に隠れたりして街が見えなくなりますが、弘法山は低い山なので、くっきりとした街並みを見下ろせます。帰りに温泉にも入れることも魅力です」(イタガキさん)

登山に役立つ「HUAWEI WATCH GT 3」の機能は?

 イタガキさんは「HUAWEI WATCH GT 3」を装着して、弘法山に登ってきたそうです。まず、登山愛好家として注目した「HUAWEI WATCH GT 3」の機能が紹介されました。

登山時に必要な情報を確認でき、心拍数が常時モニタリングされるので、休憩すべきタイミングなどもわかる

 「HUAWEI WATCH GT 3」は、登山に特化したスマートウォッチではないが、登山ワークアウトで求められる機能はほとんど揃っているとのこと。ウォッチの画面で必要な情報がひと目でわかることに加えて、スマホにインストールした「HUAWEIヘルスケア」アプリで、さまざまなデータを可視化できることも高く評価していました。

「HUAWEI WATCH GT 3」とペアリングしたスマホにインストールした「HUAWEIヘルスケア」アプリにデータを同期できる

データを可視化することは、安全な判断やモチベーションの向上につながる

 イタガキさんが「特に気に入った」と言うのが「ダイナニック追跡」。「地図とGPSのトラッキングのログで、登山を振り返る動画を見られるのですが、非常に楽しい機能で登山に対するモチベーションも上がりそうです」(イタガキさん)

GPSログをもとに登山を振り返られる「ダイナミック追跡」は秀逸と評価

実際の登山で使って便利だったこと&役立った機能は?

 イタガキさんが実際に山で使った感想として、最初に挙げたのは動作の軽さ。「今まで使ってきた時計よりも圧倒的に動作が軽く、スマホを使っているような感覚でした」(イタガキさん)と言う。

イタガキさんが実際に山で「HUAWEI WATCH GT 3」を使った感想

「心拍数、距離、経過時間など、知りたい情報がひと目でわかるのが便利だった」とのこと

「思いのほか良かった」と言う「ルートバックナビゲーション」。地図は表示されないが、「実際に道に迷った時に見たいのはルートなので、これで十分でしょう」

「ルートバックナビゲーション」に従って道を戻り、コースを外れた場合にはアラートが表示。「+」をタップして拡大表示にし、正しいコースに戻ることができる

 「HUAWEI WATCH GT 3」は電池が長く持つことが特長ですが、GPSで測位する登山においても、それを実感できたとのこと。「正確な数値は記録していませんが、100%から使って下山しても80%くらい残っていたはずです。普段使いであれば、ほとんど充電を意識することはないでしょう。アウトドア系のスマートウォッチは充電器の装着が手間だったり、接続するケーブルを安定させたりと、注意を要する機種もありますが、HUAWEI WATCH GT 3は背面がマグネットで、充電アダプターの上にカチッと置くだけでいいのが便利でした」(イタガキさん)。また、登山用やアウトドア用の腕時計よりも軽くて、腕の負担にならないことや、スマホとの連携がスムーズにできることも利点と感じたようです。

 「HUAWEI WATCH GT 3」は、アウトドア仕様というわけではなく、日常の健康管理に役立つスマートウォッチですが、イタガキさんは「登山に役立つ機能もしっかり備えている」と太鼓判を押していました。

中国本社にある「HUAWEI Health Lab」がスゴい!

 イベントでは、ファーウェイ・ジャパンのスマートウォッチ担当者から「HUAWEI WATCH GT 3」についての説明があり、会場に展示された製品を実際に試すこともできました。

「HUAWEI WATCH GT 3」の主な仕様

46mmモデルと42mmモデルが、それぞれ2タイプが用意されている

46mmのスポーツモデルは、アウトドアアクティビティと相性が良さそう

ランナー向けの機能を強化した「HUAWEI WATCH GT Runner」も発売中

新しいランニング能力指数を測定でき、「HUAWEIヘルスケア」アプリで管理できる

「HUAWEI WATCH GT Runner」は2つのデザインから選べる

「HUAWEI WATCH GT Runner」は軽い装着感。ラグにGPSアンテナを内蔵し、位置情報取得の精度が高いことも利点

 また、イベントではHUAWEI WATCHに搭載するヘルスケア機能などを研究するために設立された「HUAWEI Health Lab」の紹介ビデオも上映されました。規模も設備内容もハンパなく、非常に驚かされました。機会があれば現地に取材に行きたいところです。そのビデオはYouTubeでも公開されているので、興味がある方はぜひ見てみてください。

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