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HUAWEI MateView GT 実機レビュー その3

34型で湾曲、165Hzに対応した「HUAWEI MateView GT」の機能を引き出す設定とは

2022年02月15日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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 34インチ、UWQHD(3440×1440ドット)解像度、湾曲型、リフレッシュレート165Hzというスペックの「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」には豊富な設定項目が用意されています。今回はこの設定画面を細かく見ていきましょう。

ファーウェイ「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」(直販価格6万2800円)

本体底部には5方向ジョイスティックが用意されています。プッシュするとOSD(オン・スクリーン・ディスプレー)メニューが表示されます

 5方向ジョイスティックを押すと表示される「OSDメニュー」は、大きく「GamingVision」「色」「画像」「入力元」「システム設定」の5項目に分かれており、さらにその中で細分化されています。主に利用するのは、明るさ、コントラスト、色温度、低ブルーライトを調整する「色」のタブでしょう。なお、Windowsで「HDRを使用する」を「オン」にしていると、「色」のタブはグレーアウトされて、操作できなくなる点にはご注意ください。

「GamingVision」はゲームプレイを快適にするための設定を用意

「色」では、明るさ、コントラスト、色温度の変更、低ブルーライトのオンオフを設定できます

「画像」では、応答時間の短縮と、スケーリング(全画面、比例スケーリング、オリジナルサイズ)を変更可能

「入力元」では映像入力端子を手動で切り替えます

システム設定では、言語、透明度、メニューのタイムアウト、ショートカット、ボタンのロック、情報、リセットを設定/実行できます

 長時間ゲームをプレイする際には「低ブルーライト」設定がオススメ。ただ、当然本来の色とは変わってしまいます。制作者の意図通りの色でプレイするか、目に優しい色でプレイするかは悩ましいところですね。

「低ブルーライト」をオフにした場合

「低ブルーライト」をオンにした場合

 ゲーム特化の機能としては、暗いシーンで背景や敵を識別しやすくするためにガンマカーブを調整できる「暗視野制御」、画面につねに照準の印を表示する「十字線」などが用意されています。ゲーム自体に同種の機能が用意されている場合もありますが、すべてのゲームでまとめて設定できるという点で便利な機能です。

ゲームアシストの「十字線」を有効にすると、画面に5種類×2色の照準を常時表示できます

 さて、「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」の連続レビューも次回が最終回。実際にゲームをプレイしてみたうえで、総括的なレビューをお届けします。

「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」の主なスペック
画面サイズ 34インチ(21:9)
パネル VA
解像度 3440×1440
リフレッシュレート 165Hz
コントラスト比 4000:1
輝度 350ニト
表示色 10bitカラー(10億7000万色)
色域 90% DCI-P3/100% sRGB
映像入力端子 HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1
本体サイズ 約809×542×220mm
重量 約9.34kg
市場想定価格 6万2800円
 

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