ファーウェイ通信 第157回

リストバンド型の軽快さとスマートウォッチのいいところ取りのモデルがリニューアル

ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT new」を健康管理とフィットネスに活用する

血中酸素レベルや心拍数、ストレス、睡眠のモニタリングが可
まずは自分の状態を数値で見て、意識を変えることに繋げよう

　ここからは、HUAWEI WATCH FIT newで最も注目となる健康管理機能を見ていこう。

血中酸素レベルの常時測定も可能

　まずは、血中酸素レベルの測定。常時測定に対応しており、機能をオンにしておけば、24時間リアルタイムでモニタリング。血中酸素レベルが設定した値よりも低下すると、本体が振動してアラートで知らせてくれる。

常時測定をするにはあらかじめスマホアプリ側での設定が必要となる

　心拍数とストレスのモニタリングも可能だ。心拍数には「HUAWEI TruSeen 4.0」、ストレス状態では「HUAWEI TruRelax」という独自技術が採用されており、心拍数については通常レベルではない上昇／低下のアラートを受け取れる。もちろん、どちらも医療目的では利用できないものだが、個人の健康管理の目安としては十分に活用できるはずだ。

心拍数のモニタリングも可能。特に運動の負荷度合いをチェックするのに役立つ

本体の背面に測定用のセンサーが内蔵されている

　睡眠のモニタリングも役立つ。ファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSleep 2.0」が採用されており、単純な睡眠時間だけでなく、睡眠の“質”についても把握できるのが特徴。毎日の睡眠をスコア化して、より質の高い睡眠を得るためのアドバイスも表示してくれる。しっかりとした生活にはまずは良質な睡眠の確保。自分の睡眠の状況をデータとして確認することで振り返りができて、意識も変わってくるはずだ。

睡眠時間だけでなく、途中で目覚めた回数や睡眠の種類の割合も表示。より良質な睡眠のためのアドバイスも表示される

　もちろん、毎日の歩数や消費カロリーといった活動量も把握できる。また、仕事に集中しているとついつい時間が経ってしまうが、1時間以上座り続けていると振動とともに画面に通知が表示され、注意を促してくれる。この通知をきっかけに身体を動かすようにすれば、よい気分転換になるだろう。

ワークアウトでは縄跳びに新たに対応
GPS内蔵で単体でもしっかりとルートを記録してくれる

　続いては、ワークアウト関連の機能を見ていこう。

ワークアウトは手動でも自動での認識も可能

　HUAWEI WATCH FIT newは、屋内／屋外のウォーキングやランニング、サイクリング、ローイングやエリプティカルなど12種類のワークアウトについて、より詳細なデータを得られる「プロスポーツモード」に対応。また「カスタムワークアウトモード」では、ヨガやエアロビクス、空手、フラフープなど、85種類以上のワークアウトモードを追加できる。

　HUAWEI WATCH FIT newからは、縄跳びがプロスポーツモードに追加された。実際に何度か試してみたが、跳んだ回数のカウントは常に正確だった。運動中の心拍数の変化も記録され、脂肪燃焼や有酸素運動などの運動効果もひと目でわかる。1分間に何回跳んだかという“速度”が記録されるのも面白い。

　HUAWEI WATCH FIT newは単体でGPSを内蔵しているため、屋外でのランニングのときに、ペアリングしたスマホをバンドで腕に巻くなど、わざわざ工夫して一緒に持ち運ばなくても、トレーニングのルートを単体で記録できる。記録したルートはスマホ用アプリ「HUAWEI Health」で確認でき、実際に移動したルートが地図上に表示さる。どういうルートをたどったのかを音楽付きのアニメーションで表示する“ダイナミック追跡”機能も利用可能だ。

本格的な運動時にスマホを一緒に持ち歩かないケースを考えると、やはりGPSを内蔵しているのは大きなメリットとなる

歩いたルートを正確に記録してくれ、後から確認が可能だ

　大画面を搭載するHUAWEI WATCH FIT newならではの機能としては、ワークアウトのデモ動画を画面に表示してくれる「フィットネスコース」もある。「首と肩のリラクゼーション（3分）」や「心肺機能の強化（13分）」など、全12コースを内蔵。仕事の合間の気分転換や週末の運動などに活用できる。

ワークアウトの動画を見ながら、実践することができる

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　HUAWEI WATCH FIT newは、ファーウェイ公式オンラインストア「HUAWEI STORE」のほか、家電量販店やECサイトなどで11月に発売予定。市場想定価格は税込1万5180円だ。