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HarmonyOS搭載のタブレットも投入! ファーウェイがノートPC、ディスプレー、オーディオと新製品を一挙発表

2021年07月13日 11時10分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集● ASCII

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HarmonyOS&スナドラ865&高解像度の高性能タブレット
「HUAWEI MatePad 11」

 約11型(正確には10.95型)のディスプレーを搭載する最新タブレット。従来のHUAWEI MatePadは、AndroidをベースにしたEMUIが搭載されていましたが、このモデルからファーウェイが独自に開発した「HarmonyOS 2」が搭載されています。

 約10.95型のIPS液晶ディスプレーの解像度はWQXGA(2560×1600ドット)。約86%という、タブレットとしては高い画面占有率を実現。120Hzの高リフレッシュレートにも対応しています。

 クアッドスピーカーを内蔵し、チューニングは音響メーカーのHarman Kardonが担当。ファーウェイ独自の「Histen」というオーディオエフェクト機能で、より迫力のあるサウンドにスケールアップさせることもできます。

 PCの拡張ディスプレーとして使ったり、大型モニターにワイヤレスで投影したり、PCとワイヤレスで接続してファイルを共有できるなど、ほかのデバイスと連携させて便利に使える機能も備えています。

 SocはSnadpdragon 865で、メモリーは6GB、ストレージは128GB。Wi-Fi専用で、Wi-Fi 6にも対応しています。約7250mAhの大容量バッテリーを搭載し、12時間のウェブブラウジング、10時間のオフィスワークを見込めます。

 ファーウェイ独自のスライタスペン「M-Pencil 2」に対応し、細かい描画などもスムーズにできることも利点。PCと接続させて、HUAWEI MatePadをペンタブレットのように使うこともできます。マグネットで簡単にアタッチできる「Smart Magnetic Keyboard」にも対応。現行のハイエンドモデル「HUAWEI MatePad Pro」と比べて、ほとんど遜色がない機能を備えています。

 HarmonyOSによって、画面デザインやUIはかなり変わりましたが、アプリは「HUAWEI AppGallery」からダウンロードでき、サードパーティのアプリを「Petal検索」で探せるなど、使い勝手は従来モデルから大きな変更はない模様。カラバリはアイスブルーのみ。7月23日発売で、価格は5万4780円。別売のHUAWEI M-Pencil 2は1万2980円、HUAWEI Smart Magnetic Keyboardは1万5180円です。

ついに新世代になったスマートウォッチが早くも国内上陸
「HUAWEI WATCH 3」

 スマートウォッチの最新フラッグシップ「HUAWEI WATCH 3」は、文字盤が円形で、サイドに竜頭を模したボタンを備えた、腕時計としてベーシックなデザイン。

 1.43型のAMOLED(有機EL)ディスプーイは、画素密度が326ppiで、最大輝度は1000nit。インストールしたアプリをグリッド表示にでき、スマホに近い操作性を実現しています。従来モデルと同様に多彩なウォッチフェイスが用意されていて、新たに動くウォッチフェイスも設定できるようになりました。

 心拍数の自動計測、ワークアウトの記録といった、スマートウォッチとして一般的な機能は漏れなく搭載。24時間連続で血中酸素レベルを測定する機能や、睡眠をモニタリングし、快眠アドバイスが得られる機能も搭載。さらに、手首周りの体表温度を測定する機能や、手を洗っていることを感知して、20秒以上正確に洗うと通知される機能も追加されました。

 バッテリーは「超長時間持続モード」を設定した場合は14日間の連続使用を見込め、ヘビーに使う「スマートモード」でも最大3日間の使用が可能とのこと。ワイヤレス充電にも対応しています。

 発売は8月以降で、価格はクラシックモデル(ブラウン)が5万4780円、アクティブモデル(ブラック)が5万380円です。

開放型でアクティブノイズキャンセリングの注目モデルに後継機
「HUAWEI FreeBuds 4」

 ノイズキャセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「HUAWEI FreeBuds 4」も発表されました。業界初の開放型でアクティブノイズキャンセリングを搭載し、音質も高く評価された「HUAWEI FreeBuds 3」の後継モデルで、さらなる音質向上と軽量化が図られています。

 14.3mmの大型ドライバーを搭載し、特に低音域の音質を向上。イヤホンの外側と内側にマイクを搭載し、フィードフォワード方式とフィードバック方式を併用するハイブリッドのアクティブノイズキャンセリングを実現。さらに、風によるノイズを軽減して、ノイズキャンセリングを安定させる機能や、音漏れによる音質のロスをAIで補正する機能も備えています。

 イヤホンは片耳あたり4.1gで、開放型ならではの軽く快適な装着感を得られます。充電ケースは、前モデルの「HUAWEI FreeBuds 3」と比べて6.3%小さく、20.8%も軽くなっています。イヤホン本体で最大4時間、ケースを合わせて合計22時間の音楽再生が可能。カラーは、シルバーフロストとセラミックホワイトから選べます。7月30日発売で、価格は1万8480円。

オーディオが聞けるスマートグラスが正式発売
「HUAWEI Eyewear II」

 クラウドファンディングで先行発売されていた、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear II」も正式に発売されます。

 韓国発祥の人気サングラスブランド「GENTLE MONSTER」とのコラボレーションによる製品で、4万人以上のユーザーデータから、長時間快適に装着できるデザインやバランスを設計。テンプル(つる)に搭載された必要最低限のタッチセンサーだけで操作できる仕組みになっています。

 スピーカーは指向性で、耳に向かってダイレクトに音が伝わる仕組み。環境音を検出して、自動で通話音量を調整する機能も備えています。また、装着を検出する機能もあり、外すと音楽が一時停止し、3分以内に再び装着すると再生が再開されます。

 ファーウェイによると「音量を50%以下にしておくと、周囲にはほとんど聞こえない」とのこと。充電ケースもファッショナブルで、ワイヤレス充電に対応し、フル充電で5時間の音楽再生が可能。

 7月13日発売で、透明レンズの「SMART KUBO」、サングラスの「SMART LANG」から選べて、どちらも4万3780円です。

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