ファーウェイ・ジャパンが6月10日に、メディア向けにタブレット活用術を提案するイベントを開催しました。ゲストとして講演したのは、クロネコキューブ株式会社 代表取締役の岡田充弘氏。謎解きイベントの企画などを手がけるかたわら、ベストセラーとなった「超速パソコン仕事術」を始め、多くのビジネス書を執筆されている方です。
講演のテーマは「テレワーク時代のタブレット仕事術」。岡田氏は、まずコロナによって、働く環境が大きく変わりつつあることを説明し、デジタル技術を用いることによって、毎日の仕事をさらに効率化できると提案。タブレットには、パソコンやスマホとは異なるメリットがあると言います。
岡田氏は、仕事でタブレットを使うにあたり、最初にやるべきことが3つあると言います。
まず、ディスプレーに貼る保護フォルムとスタンドを用意すること。岡田氏は、タブレットはできるだけ軽くしたいので、カバーは付けずに使っているとのこと。ただし、パソコンの脇に置いて、いつでも見られるようにするためにスタンドは欠かせないと言います。
次に、使わないアプリをアンインストールまたは非表示にすること。ホーム画面をシンプルにすることで、より仕事に集中できる環境が作れると言います。
そして、スマホやパソコンのデータ連携を設定すること。タブレットをスマホやパソコンの代用として使うのではなく、それぞれの利点を生かして、連携させて使うことが効率化につながります。
岡田氏の具体的なタブレット活用術も紹介されました。活用のポイントは「メイン端末としての利用にこだわらない」ことにあると言います。
おすすめの活用術の1位に挙げたのは「拡張ディスプレー作業」。パソコンをメイン端末として作業を行う際に、タブレットを拡張ディスプレーとして使用。簡単にマルチディスプレー化を実現するソフトも紹介されました。
2位に挙げたのは「ビジネス誌閲覧」。タブレットの画面サイズは電子書籍や雑誌を読むのにちょうどよく、手放せないものになっているそうです。
3位は「タスク・カレンダー確認」。岡田氏はパソコンで仕事をする際に、タブレットを脇に置き、タスクツールやカレンダーを表示させることが多いそうです。そのために、あると便利なのがタブレットスタンドで、オススメのタブレットスタンドも紹介されました。
今回のイベントの主旨は、ファーウェイが春に発売したタブレット3モデルを訴求すること。イベント会場には、タブレットが展示され、実際に触れることができました。岡田氏も実際に3モデルを使い比べてみたそうです。
3モデルそれぞれが使いやすく、パフォーマンスやスタミナにも満足できたそうですが、岡田氏が個人的に最も気に入ったのは10.1型画面の「HUAWEI MatePad 10s」。ペンやキーボードを必要とせず、純粋にタブレットとして使う場合に、最もバランスが良い端末と感じたそうです。高音質のスピーカーを内蔵しているので、オンラインミーティングなどにも活用できます。岡田氏が提案する活用術を実践してみたい人は、HUAWEI MatePad 10sを選ぶといいでしょう。