高リフレッシュレートで「R6S」や「Apex Legends」がプレイ可能、「サイバーパンク2077」も遊べる!
144Hzを最大限活かしてゲームプレイ可能、RTX 3060搭載で税込16万円台の高コスパゲーミングノートPC「LEVEL-15FXR23-i7-RASX」
2021年04月21日 11時00分更新
人気タイトルもしっかりプレイできる性能
ゲームプレイ時のフレームレートやベンチマークをチェック
LEVEL-15FXR23-i7-RASXの主なスペックは、Core i7-10870H、GeForce RTX 3060、16GBメモリー、500GB SSDという構成だ。本機はゲーミングパソコンなので、まずはゲーミング性能からチェックしていこう。なお、今回は「Control Center 3.0」で動作モードを「エンターテイメント」に設定して計測している。
まずはおなじみの「3DMark」からチェック。結果は「Time Spy」が8248、「Fire Strike」が18527、「Fire Strike Ultra」が5080、「Port Royal」が4736という結果だった。4K向けのテストであるFire Strike Ultraや、リアルタイムレイトレーシング向けのPort Royalのスコアはそこまで高くないが、Time SpyやFire Strikeの結果は、少し前のデスクトップパソコン並み。設定次第ではあるが、フルHDであればほとんどのゲームが快適にプレイできるだろう。
「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、1920×1080ドット、フルスクリーン、高品質という設定でチェックしたところ、7823(快適)という結果だった。設定を標準品質に変更すると、10188(とても快適)までスコアが上がった。負荷が高めのFFXVベンチでこれくらいのスコアが出るのであれば、ゲーミングノートパソコンとしては高めの性能を持っているといっていいだろう。
続いて、「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークのスコアをチェックした。1920×1080ドット、フルスクリーンで、総合品質を変更しつつ計測したところ、以下の結果になった。なお、グラフィックスのAPIは「Vulkan」を選択している。
レインボーシックス シージでは、最高品質でも平均240Hzを超えるスコアで、最低FPSも144Hzを超えているため、LEVEL-15FXR23-i7-RASXであれば設定を気にせず快適にプレイできるのはいうまでもないだろう。
「Apex Legends」では、実際に射撃訓練場をグルっと一周走り回ったときのフレームレートを、Frapsで計測。テクスチャーストリーミングの割り当てを変更しつつチェックしたところ、以下の結果になった。
また、テクスチャーストリーミングの割り当てを低のまま、テクスチャフィルタリングを異方性8X、アンビエントオクルージョン品質を低、サンシャドウ範囲を低、スポットシャドウディテールを低、エフェクトディテールを中、衝撃マークを低、ラグドールを中に変更して計測。すると、平均フレームレートが221fps、最小が165fps、最大が296fpsになった。Apex Legendsでも、設定を変更すれば144Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーを存分に活かして遊べることが分かった。
負荷が高くグラフィックにかなり力が入っている「サイバーパンク2077」でもチェック。今回は、最初に「ノーマッド」を選択し、ガレージを出た先にある電波塔の周囲をグルグル周回。約30秒間のフレームレートを「CapFrameX」で記録し、これの3回平均をテスト結果とした。ちなみに最小値から1%の数値にあたる99パーセンタイルの値を、最小フレームレートとしている。
結果は、レイトレーシングをオンにしているとさすがに60fpsを下回ってしまうが、それでも平均30fps以上はキープしていた。また、レイトレーシングをオフにして設定も調整すれば、平均70fps以上で遊ぶことも可能だ。AAAタイトルであるサイバーパンク2077もしっかり遊べるのには、正直驚いた。