メイン用でも家庭用でも使えるコスパモデル
11万円台でRyzen 7 4800H搭載、デスクトップに比肩する実力を備えた15.6型ノート「mouse X5-R7」
テレワークやリモート学習の影響もあって、PCを購入する人が増えている。とくに最近はPCの利用時間が長くなる傾向にあり、一家に1台では足らず、1人1台という家庭も少なくないだろう。こういった経緯でPCを購入しようと考えた場合、ガッツリ使える高性能モデルを購入するか、コスパ重視でとにかく安いものを選ぶかで悩みがちだ。
家族の用途を考えると、リモート学習で使えて課題やレポートが作成でき、動画サイトなども見られればいい……という場合が多いだろう。これなら数万円から買える激安ノートPCでもなんとかなる。性能が足りない用途で使いたくなった場合にだけ、今まで使っていたPCを利用すればいいと考えるのは、非常に合理的だ。
しかし、明らかに性能差のある2つのPCがある場合、どちらを使いたいと考えるか想像してみよう。ビデオ会議にしか使わないから低性能なPCでいい、とはならず、高性能なPCを選ぶのではないだろうか。これはできることは同じでも、動作の快適性に大きく差があるからにほかならない。ソフトの起動だけで数十秒かかる低性能PCと、わずか数秒で使い始められる高性能PCの2つが選べるのであれば、高性能PCを選ぶのは当たり前だ。
こうした心情を考慮してみると、性能の低い激安ノートPCを買い増したところで、実際に使われるのは以前からあるPCばかりになるというのは容易に予想できる。運悪くPCを使いたい時間帯が被ってしまった場合は低性能PCの押し付け合いになり、険悪なムードになることすら考えられるだろう。よかれと思って買い増したPCなのに、それほど使われることもなく、むしろ不満の原因となってしまうのであれば、無駄な出費といわざるを得ない。
こうした危機的状況を回避する方法は簡単だ。そう、買い増しするPCを高性能なものにすればいい。新しく買ったPCを自分で使って従来のPCを家族用に回してもいいし、逆に新しく高性能なPCを家族用として渡し、従来のPCを自分専用としてしまうのもアリだろう。
問題があるとすれば、高性能なPCは価格が高いことだ。しかし、家庭用なら最新のハイエンドPCである必要はなく、根気よくコスパに優れた製品を探していけば、10万円前後でちょうどいいモデルが見つけられる。
そんなコスパに優れたノートPCのひとつとして紹介したいのが、マウスコンピューターの「mouse X5-R7」だ。
mouse X5-R7の最大の魅力は、8コア/16スレッドという高速なRyzen 7 4800Hを搭載しながら、11万3080円(税込み・送料込み)で買えてしまうこと。しかもメモリーは標準で8GB搭載しているほか、ストレージも512GBのNVMe対応SSDと妥協なし。さらにこの価格でも、顔認証対応のウェブカメラまで搭載しているのだ。高性能で価格の抑えられたコスパモデルという、メインPCとしても、家族用のPCとしても理想といえる1台となっている。
本記事では、このmouse X5-R7について詳しく紹介していこう。
試用機の主なスペック | |
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CPU | AMD「Ryzen 7 4800H」 (8コア/16スレッド、2.9~4.2GHz) |
グラフィックス | AMD「Radeon グラフィックス」 |
メモリー | 8GB (4GB×2/デュアルチャネル) |
ストレージ | 512GB SSD (M.2接続/NVMe対応) |
ディスプレー | 15.6インチ (1920×1080ドット、ノングレア) |
インターフェース | USB 2.0 Type-A、USB 3.0 Typ-e-A×2、USB 3.0 Type-C(USB Power Delivery対応)、有線LAN端子(1000BASE-T)、ヘッドフォン出力/ヘッドセット(ミニジャック)、HDMI出力端子、micro SDカードリーダー |
通信規格 | インテル Wi-Fi 6 AX200(IEEE802.11a/b/g/n/ax/ac)+Bluetooth 5.0 |
内蔵カメラ | 100万画素ウェブカメラ (Windows Hello 顔認証カメラ搭載) |
サイズ | およそ幅356×奥行233×高さ17.9mm |
重量 | 約1.49kg |
バッテリー駆動時間 | 約18.5時間 |
OS | Windows 10 Home(64bit) |