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ASUS、注目4製品を「シングルボードコンピュータEXPO 2021 ONLINE」に出展

2021年02月15日 14時00分更新

文● ASCII

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 ASUS JAPANは2月15日、オンラインで開催される「シングルボードコンピュータEXPO 2021 ONLINE」に出展することを発表した。

 シングルボードコンピュータ(SBC)とは、シングルプリント基板の上に、必要な機能に絞ったCPUと周辺部品、入出力インターフェイスとコネクターなどを付けた極めて簡素なコンピューター。主にホビー・教育用用途として開発されてきたが、低価格な上に汎用性が高く、パソコンと同じ用途で実用的に使用できることを受け、ここ近年は産業用途として広がりを見せている。高精細画像処理や産業用制御システムをはじめ、AIやIoT関連にも使用されるようになってきた。今回ASUSはホビー用のSBCが抱える品質、供給、技術支援などの課題を解決するソリューションを提供する製品「Tinker Board 2」「Tinker Edge T」「Tinker Edge R」「IMX8P-IM-A」の4製品を展示する。

 新製品の「Tinker Board 2」はARM SoC RK3399とGPU Mali-T860を搭載、前モデルに比べCPU性能が1.5倍に、グラフィック性能が最大28%向上した。

 また、AI処理用のGoogle Edge TPUを搭載した「Tinker Edge T」、幅広いAIフレームワークに対応している「Tinker Edge R」、そしてARM SoC i.MX 8Mを搭載し-20~60度の動作温度に対応した産業グレードの「IMX8P-IM-A」、Intel Core、Atom搭載製品など豊富なラインアップとなっている。

 シングルボードコンピュータEXPO 2021 ONLINEの開催期間は2月22日~26日、会場はオンラインの無料で登録制となっている。詳細はこちら

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