14型の「mouse X4-R5」と、15.6型の「mouse X5-R7」
第3世代Ryzen搭載でマルチコア性能がアップしたノートPC2モデル
マウスコンピューターは2月4日、第3世代AMD Ryzenプロセッサーを搭載するノートPC「mouse X4-R5」、「mouse X5-R7」の2モデルを発売した。販売は公式ウェブサイト、電話通販窓口、ダイレクトショップ、法人営業窓口にて。
モバイル環境に求められる薄さとバッテリー動作時間を両立したという14型「mouse X4」シリーズと15.6型「mouse X5」シリーズの後継機。
従来製品の「mouse X4-B」(14型)と「mouse X5-B」(15.6型)は、ノートPC向けとして低発熱に最適化された4コア/8スレッドのプロセッサーを採用していた。
本製品は、冷却ファンを2基備えることで排熱能力を高め、本体の大きさと厚さを変えることなく、14型で6コア/12スレッド、15.6型で8コア/16スレッド稼働のプロセッサー搭載を実現。CINEBENCH R20 Multi Scoreの測定結果では、マルチコア性能は14型で約2.17倍、15.6型で約3.2倍にアップし、薄さとパフォーマンスを両立したとうたう。
mouse X4-R5は14型で、約10時間のバッテリー動作を可能としたほか、65W出力のUSB Power Deliveryによる本体充電に対応することで、モバイル用途での利便性を高めた。ACアダプターとACケーブルもスリム化し、持ち運びしやすく軽量化を図ったとのこと。
主なスペックは、AMD Ryzen 5 4600Hプロセッサー、8GBメモリー、256GB NVMe SSD、Windows 10 Home 64bitといった構成。インターフェースはHDMI×1、USB Type-A×3、USB Type-C(USB PD対応)×1、ギガビットイーサネット×1などを装備する。
本体サイズ(折りたたみ時、突起部含まず)は、およそ幅320.2×奥行き214.5×高さ17.5mm。重さはおよそ1.2kg。価格は8万7780円から。
mouse X5-R7は15.6型で、ディスプレーの色域をsRGB比100%とすることでコンテンツ制作における画像の再現性を高めた。ACアダプターは90W出力で、PCの総合性能を計るPCMark 10のDigital Content Creationにおいて、約77%の性能アップも実現したとのこと。
主なスペックは、AMD Ryzen 7 4800Hプロセッサー、8GBメモリー、512GB NVMe SSD、Windows 10 Home 64bitといった構成。インターフェースはHDMI×1、USB Type-A×3、USB Type-C(USB PD対応)×1、ギガビットイーサネット×1などを装備する。
本体サイズ(折りたたみ時、突起部含まず)は、およそ幅356×奥行き233×高さ17.9mm。重さはおよそ1.49kg。価格は10万9780円から。