ASUS JAPANは11月19日、コンパクトサイズのシングルファンビデオカードOCエディション「PH-GTX1650-O4GD6-P」を発表した。価格は1万8700円前後となる見込みで、11月20に発売する予定。
PH-GTX1650-O4GD6-Pは、NVIDIA GeForce GTX 1650を採用し、ビデオメモリーは4GB(GDDR6)、6ピンの補助電源コネクターを備える。ベースクロックは1410MHz、ブーストクロックは1635MHz(OCモード時1665MHz)としている。搭載ポートはHDMI 2.0b、DisplayPort 1.4、DVI-D。
温度を厳密に制御するために、より大きなクーラーを採用。Axial-techファンを採用し、ファンのハブを小さくすることでブレードを延長し、バリアリングを増設することで下向きの空気圧を高め冷却効果を向上したという。
ファンの軸受けに2つのボールベアリングを使用したファン「デュアルボールベアリングファン」を搭載し、従来のスリーブベアリングを使用するファンと比べて、最長2倍の長寿命を実現したとする。
互換性を最大限にするために、NVIDIA GeForce GTX 1650をコンパクトなフレームに組み込んでおり、場所をとらない小型ゲーミングPCを考えているユーザーには最適としている。
クーラーを除くすべての部品の取り付けを機械で自動で行なう製造プロセス「オートエクストリームテクノロジー」を採用。人の手では実現できない高い製造精度を実現しているという。また、従来は2回行う必要があった基板に対する加熱工程の内1回をなくすことで、コンデンサなどの熱に弱い部品に起こる製造時の性能の劣化を最小限に抑えたとする。
リアルタイムハードウェアモニター機能とリアルタイムオーバークロック設定機能を搭載するビデオカード設定ソフトウェア「GPU Tweak II」を備える。