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マザーボード背面には40mmのスペースを確保

ASUS、11度の傾斜設計で放熱性を高めたゲーマー向けPCケース

2020年11月19日 16時00分更新

文● ASCII

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 ASUS JAPANは11月19日、11度の傾斜設計で放熱性を高めたというゲーマー向けスタイリッシュMini-PCケース「ROG Z11」を発表した。11月27日から発売予定で、価格は3万9600円前後。

 マザーボードトレイを11度の角度で傾斜させた特許取得済みの内部レイアウトを採用したPCケース。このレイアウトにより、ライザーケーブルなしで3スロットのビデオカードとの互換性を可能にした。また、マザーボード背面には40mmのスペースを確保し、CPUやビデオカード、マザーボード背面に取り付け可能なM.2 SSDの放熱性を高めた。

 ファンは、最大5台の120mmファン、または3台の140mmファンと2台の120mmファンを取り付け可能。煙突効果とファンにより効率的な熱の排出を可能とした。

 内蔵の拡張ハブは、ビルダーが最大6台のPWMファンと、3台のアドレス指定可能なRGBファンまたはLEDストリップを接続できる。USB 2.0ポートやフロントパネル上のARGB照明コントロールボタンも備え、コンポーネントとデバイスの接続が容易だとしている。

 フロントパネルとサイドパネルに内蔵するアドレス指定可能なRGB LEDは、専用のコントロールボタンを使用するか、Aura Syncライティングソフトウェアを使用してカスタマイズ可能だ。

 ケースは縦置き、横置きのどちらにも対応するほか、ユーザーが構築するコンポーネントに最適な向きを選択可能。アクセサリーボックスには、角度のついた電源コードと通常の電源コードを同梱し、それぞれの位置を便利に補完できるとのこと。

 本体サイズ/重さは、およそ幅194×奥行き531×高さ386mm/およそ8.73kg。対応ラジエーターは、後部が240mmサイズまで、底部が120mmサイズまで。ドライブベイは3.5インチ×1/2.5インチ×2、または2.5インチ×4を設置可能。

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