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Core i7&GeForce GTX 1660 SUPERを搭載

フルHDでゲームプレイするならコスパ高すぎるLEVEL∞の12万円台パソコン工房30th記念モデルがオススメ

2020年10月12日 09時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「LEVEL-M046-iX7-RJSX」

 ユニットコムは1990年に設立され、30周年を迎える。これを記念して、パソコン工房のウェブ通販サイトなどでは、30周年を記念したパソコンが販売中だ。

 ゲーミングパソコンブランド「LEVEL∞」の30周年記念モデルは、デスクトップパソコン「LEVEL-M046-iX7-RJSX」をラインアップ。Core i7-10700やGeForce GTX 1660 SUPERなどフルHDゲームプレイにおいてしっかりとした性能を持ちながら、12万3178円(送料込み)で購入できる超コスパの高いモデルなのが特徴だ。

ケースはLEVEL∞おなじみのミニタワー

電源は上にある

前方右側にUSB端子とマイク入力、ヘッドフォン出力があり、アクセスしやすい

ミニタワーながらスッキリまとまっており、空気が流れるスペースは結構しっかりと確保してある

 今回は、LEVEL-M046-iX7-RJSXの基本性能をチェックしていく。

 
試用機の主なスペック
機種名 LEVEL-M046-iX7-RJSX
CPU Core i7-10700
グラフィックス GeForce GTX 1660 SUPER(6GB GDDR6)
メモリー 8GB(4GB×2)
ストレージ 500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
チップセット インテル B460 Express
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
ケース ミニタワー(microATX)
電源 500W ATX(80PLUS BRONZE認証)
サイズ およそ幅190×奥行410×高さ356mm
OS Windows 10 Home(64bit)

12万円台はかなり高コスパと思える性能

CPU-Zの結果

GPU-Zの結果

CPUクーラーはCoolerMaster製が採用されていた

ビデオカードは短め

M.2 SSDを採用

 まずは、パソコンの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」からチェック。総合スコアは6379という結果になった。詳細をみていくと、アプリケーションの起動時間・ブラウザーの描画といった数値を見る「Essential」が10374、WordやExcelなどのビジネス系アプリケーションの動作能力を見る「Productivity」が7958、3Dグラフィックス描画や画像、動画の編集能力を示す「Digital Content Creation」が8535だった。

「PCMark 10」の結果

 総合スコアはもちろん、普段使い向けのEssential、Productivityだけでなく、クリエイティブな作業向けのDigital Content Creationのスコアも高い。ゲームを中心に、自宅で仕事をしたり、ゲームプレイ動画を編集したりといった作業にも存分に使える。

 CPU単体の能力をチェックする「CINEBENCH R20」は、マルチコアが3693pts、シングルコアが493ptsという結果になった。Core i7-10700は、8コア/16スレッド。従来のCore i7-9700が8コア/8スレッドだったので、スレッド数は倍になっている。CPU性能においては、複数の動画配信を同時に行なったり、4Kなど高負荷な動画編集などでなければ、問題なくこなせるパワーは持っているといっていいだろう。

「CINEBENCH R20」の結果

 ストレージの速度を計測する「CrystalDsikMark」もチェックしたところ、シーケンシャルリードで2486.79MB/秒という結果に。ゲームプレイするうえでは超快適。ただ、ゲームメインの場合は容量が少し気になるところ。かなりリーズナブルなモデルなので、BTOカスタマイズで1TB(+7980円)に変更したり、セカンドストレージを強化するのもありだろう。

「CrystalDsikMark」の結果

 最後に、気になるグラフィックス性能を「3DMark」でチェックした。結果は、Time Spyが6113、Time Spy Extreme、Fire Strikeが14117、Fire Strike Extremeが6740、Fire Strike Ultraが3165だった。さすがに4KやWQHDで負荷の高いゲームを快適にとまではいかないが、フルHDであれば最新の重量級タイトルも設定次第では問題なくプレイできそうだ。

Time Spyの結果

Time Spy Extremeの結果

Fire Strikeの結果

Fire Strike Extremeの結果

Fire Strike Ultraの結果

 LEVEL-M046-iX7-RJSXは、先述したとおりBTOで様々なカスタマイズが可能。ストレージだけでなく、メモリーの強化や、光学式ドライブ、無線LAN、ディスプレーの追加などが選択できる。ゲームをプレイするうえで、必須なわけではないがもし予算に余裕があれば、メモリーを16GB(8GB×2)、写真・動画編集もより快適にこなしたいのであれば32GB(16GB×2)に変更するのもオススメだ。

フルHDゲームプレイにおいてはコスパ最強レベル

 LEVEL-M046-iX7-RJSXは、RTXシリーズを搭載するマシンなどと比べると性能は下がるが、この構成で12万円はかなりリーズナブルなので、コスパ重視でフルHDでゲームプレイできればいいという人にとっては要注目な1台になっている。また、本機をベースに、予算に合わせて強化したり、デスクトップなので将来的に強化するのもありだ。

 これからPCゲームを始めたいけど、予算が限られていてなるべくお手頃な価格でゲーミングパソコンを購入したいという人は、LEVEL-M046-iX7-RJSXを検討してみてはいかがだろうか。

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