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有形商材の接客や災害時のトラブル対応に活用可能

スマホ同士でビデオ通話できる営業ツール「bellMe」のβ版リリース

2020年10月02日 19時30分更新

文● ASCII

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 ベルフェイスは9月30日、ビデオチャットツール「bellMe(ベルミー)」のβ版をリリースした。iOSアプリのテスター向け配信サービス「TestFlight」を通じて、一部企業に提供される。正式リリースは2021年初旬を予定している。

 ベルフェイスは、オンライン営業システム「bellFace(ベルフェイス)」を開発・販売している。本サービスは、同社としては初となるbellFace以外のオンライン営業ツール。スマホからのビデオ通話で情報を共有し、1対1でのオンライン接客を実現するサービスとうたう。推奨環境は、ホスト側がiOS 13以上、ゲスト側がiOS 12以上/Android 8以上。

bellMe 利用イメージ(一部)

 具体的な活用例としては、インテリアや自動車など有形商材における接客や、結婚式場案内、災害時の緊急を要するトラブル対応など。双方がスマホのビデオカメラを通じて商品を映し出したり、災害時などの緊急時に状況を伝えたりできる。

bellMe 利用方法

 顧客は、企業からSMSで送信されたURLをタップすることでビデオ通話を開始できる。タップ後すぐに接続するため、電話番号さえ知っていれば、事故や災害時にも迅速な対応が可能とのこと。

 また、ビデオ通話の録画録音データは自動的に企業側に保存されるほか、記録された録画情報は自動的にテキスト化される。企業は接客の録画・録音データ蓄積することで、そのノウハウを企業内で共有し、データを活用した接客の品質向上を実現できるとしている。

 9月30日時点では録画機能のみを搭載。各担当者が個別に保有する顧客の情報を一元管理できる「CRM機能」、電話帳に記録されている顧客にPDF/写真/動画のファイルを直接送信できる機能は開発中とのこと。

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