クラウド型請求書管理ソフト「マネーフォワード クラウド請求書」と連携
マネーフォワード クラウド、領収証や請求書などを電子保存するストレージサービスを提供 9月下旬から
2020年08月20日 18時00分更新
マネーフォワードは8月20日、バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」において、取引関係書類を電子保存するストレージサービス「マネーフォワード クラウドBox」の提供を開始すると発表した。9月下旬から提供を開始する。料金は無料。
本サービスは、電子帳簿保存法の要件を満たして、領収証や請求書などの取引関係書類を電子化してクラウド上で保管できるもの。
クラウド型請求書管理ソフト「マネーフォワード クラウド請求書」と連携することで、同ソフトを通じて受領、またはメール・郵送した請求書を電子保存できる。電子保存した請求書は、自動的に電子帳簿保存法の要件を満たすため、紙への印刷や原本での保管が不要となる。
また、2023年10月1日から導入される適格請求書等保存方式(インボイス制度)において、適格請求書発行事業者は交付した適格請求書の写しを保存する義務が課される。本サービスを利用すれば、インボイス制度への対応も可能になる予定とのこと。
マネーフォワード今後、本サービスとIPO準備・中堅企業向けのクラウド会計ソフト「マネーフォワード クラウド会計Plus」を連携させ、領収書や請求書の証憑確認などの監査手続きも、クラウド上で実施できるよう開発を進めていくとしている。そのほか、マネーフォワード クラウド請求書以外のサービスとも連携して、さらなる業務効率化を実現するとのこと。