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キーボードやスピーカーへのこだわりスゴイ17.3型ノートPC「LIFEBOOK WN1/E2」、仕事にエンタメに使える新時代の相棒にオススメ
2020年07月19日 13時00分更新
「LIFEBOOK WN1/E2」は、富士通クライアントコンピューティングが6月に発売した17.3型ノートパソコンだ。
第10世代のインテルCoreプロセッサーを搭載し、標準で光学式ドライブを搭載するなど、さまざまな用途に使える据え置き型のノートとなっている。前回は主に外観と仕様をレビューしたが、今回は実際に使ってみた使用感をレビューする。
LIFEBOOK WN1/E2の主なスペックはCore i7-10750H、4GB/8GB/16GB/32GBメモリー、約256GB SSD+Optaneメモリー16GB/約512GB SSD+Optaneメモリー32GB/約1TB SSD+Optaneメモリー32GBといった構成。ディスプレーは17.3型(1920×1080ドット)を採用する。インターフェースはSDHC/SDXCカードスロット、USB 3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、USB2.0 Type-A×1、HDMI出力端子、HDMI入力端子を搭載している。
無線通信規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax(MU-MIMO対応)、Bluetooth 5.0に対応するなど、しっかりと第一線で使えるスペックが魅力だ。
LIFEBOOK WN1/E2のサイズは、およそ幅398.8×奥行き265×高さ26.9mm、重量はおよそ2.9kgであり、自宅やオフィスで据え置きで使うことが前提となる。2.9kgは最近のノートパソコンとしてはかなり重量級のモデルだが、成人なら運ぶのに苦労するというほどではなく、室内で移動する分には問題ない。
個人的に満点をつけたいこだわり抜かれたキーボード
幅が40cm弱もあるので、ある程度広いデスクで使うことが望まれる。その分、幅を最大限活用した設計のキーボードを搭載しているため、108日本語キー+10キーでも、キーピッチは19mmと余裕がある。
キーストロークも2.5mmとやや深めで、ノートパソコンに搭載されるキーボードとしては、個人的には満点をつけたい仕様だ。キーボードフレーム部分は金属で整型されており、たわみやブレも極めて少ない。打鍵感にはかなりこだわっているらしく、フレームを強めに押してもわずかに動くという程度で、頼もしく、ガッチリとした作りだ。
また、キートップをわずかに凹ませており、キーと指との密着感は抜群。注意して見ると目視できるレベルの、些細な凹みではあるのだが、良好な打鍵感につながる大きな工夫だ。とにかくキーボードに関しては、「使っていて気分がいいな」と思えるほど高品質で、打鍵感のよさを求めるユーザーにはとくにオススメしたい。
ウェブカメラ+ディスプレーが高品質なので
身だしなみをしっかりと整えて使いたい(笑)
LIFEBOOK WN1/E2のもう1つの大きな特徴は、有効画素数およそ207万画素の、フルHD解像度のウェブカメラと、17.3型(1920×1080ドット)の美麗なディスプレーだ。
ディスプレー解像度は取り立てて高いわけではないが、デスクにノートパソコンを置いて使う際は35cm~45cm程度、顔とのあいだに距離が生まれる。このくらいの距離で使う分には、ドットは気にならず、むしろ発色のよさが際立つ。視野角が広く、1677万色の表示に対応していることから、IPSかVA方式のパネルが使われていると思われる。
ウェブブラウジングや文書作成時の写真のチェック、映像の鑑賞など、家庭や業務で必要となる作業のほとんどを、快適にこなせそうなディスプレーだ。またHDMI出力端子に外部ディスプレーを接続でき、最大で4096×2160ドットまでの解像度に対応する。
LIFEBOOK WN1/E2のディスプレーでメインの作業をしつつ、外部に4Kディスプレーを接続し、文書や写真、映像のプレビューをするといった使い方も可能だ。
加えて、HDMI入力を搭載しているのも、LIFEBOOK WN1/E2の魅力の1つ。デジカメやビデオカメラを接続して画面に出力したり、ゲーム機を接続すればテレビを置いていない部屋でもゲームがプレイできる。
フルHD解像度のウェブカメラも搭載しているため、ビデオ会議時などは、こちらの映像も、相手に高画質で共有されることとなる。フルHDは1920×1080ドットとなり、(相手の環境や、利用するサービスの仕様に大きく左右されるものの)スペックが最大に活かされる環境下では、より普及している1280×960ドットと比べて、「くっきりと写っている」と認識できる映像となる。
いつでも身だしなみをしっかりと整えるという人には関係のない話なのだが、ぶっちゃけ私は「ビデオ会議なので髪型とかだいたい整えておけば大丈夫だろう」と、髪を水で濡らしてほどほどに整え、すこしひげが伸びていたりするまま会議に参加する日がある。フルHDだと、場合によっては、ちゃんと見出しなみを整えていないことが相手に伝わる可能性がある。
だから困るという話ではなく、リモートでビデオ会議やウェブカンファレンスに参加する機会は今後も多いと思われるので、ノートパソコンの前に座る=しっかりとビジネスモードの身だしなみをするという意識がついてむしろいいのではないか。
この話は半分冗談だが、半分真面目である。
身だしなみについてはともかく、ウェブカメラを活用するシーンが増えていくことが予想される時代に向け、これからも第一線で活用できるスペックのウェブカメラを内蔵していることは、大きなメリットだ。もちろん、ウェブカメラはWindows Helloの顔認証にも流用されており、顔認証による快適なログインを実現している。
パワフルで満足感のあるサウンド
LIFEBOOK WN1/E2は、ディスプレー下部に大型のスピーカーを備えている。オンキヨーと共同開発したというスピーカーであり、大胆にスペースをとって配置している。
大型のノートパソコンながら、スピーカーを大胆に配置することで、デザイン上の特徴を生むとともに、デッドスペースを抑え、機能性にも貢献している。
オンキヨーと富士通の付き合いは長く、同社のノートパソコンにはオンキヨーと共同開発したスピーカーを搭載するモデルも多いのだが、ノートパソコンに搭載されるスピーカーは、「さまざまなパーツがせめぎ合う限られたスペースに搭載できる範囲で、優れた音質を再現する」という前提があり、良音質を実現するのには技術的なハードルがある。
そんな中で問題となるのが低音域の表現だ。ブックシェルフスピーカーなどでも、低音域はバスレフポートを設けて増強しているように、音のパワーが大きく、小さなスピーカーではなかなかいい音に仕上げるのが難しい。したがってノートパソコンのスピーカーでは犠牲になることも多いのだが、LIFEBOOK WN1/E2は、しっかりと低音域の表現にこだわっていることが感じられる音質で、映像や音楽の鑑賞も十分に楽しめる。
単体のスピーカーを接続した音質と比べてではなく、「ノートパソコンのスピーカーとして」という話にはなるが、こサイズのノートパソコンに搭載するスピーカーとしては、抜群に音がいいといっていいだろう。
光学式ドライブを標準で搭載するほか、カスタマイズでテレビチューナーを内蔵させることもできるので、仕事用パソコンとしてだけでなく、ホームエンターテインメント用のマシンとしても優秀だ。
新時代の相棒を1台自宅に導入するならコレ!
前記事にも書いたことだが、もともと、リモートワークという概念が浸透しつつあった世の中に、コロナ禍の影響が加わり、家で仕事をするビジネスパーソンの数は拡大している。大企業を中心に、リモートワークに関する取り組みを発表する企業も増えたが、LIFEBOOK WN1/E2を作っている同社は、2022年までに全社員を対象に、”原則”リモートワークに切り替えると発表している。
本モデルは、ここまで紹介したように、自宅に置くノートパソコンとしては、しばらくのあいだ第一線で活躍するであろう機能を搭載している。「家で仕事をする機会が増えるだろうし、いいノートパソコンを買おうかな」と考える人にとって、有力な選択肢となり得るモデルなのだ。
直販サイト「富士通WEB MART」では、ノートパソコンを値引きするウェブクーポンを頻繁に配布しているので、クーポンを活用しつつ、ぜひ自宅で使える頼もしい相棒を手に入れてほしい。
LIFEBOOK WN1/E2の主なスペック | |
---|---|
CPU | Core i7-10750H(2.6GHz~最大5GHz)、6コア/12スレッド |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
メモリー | 4GB/8GB/16GB/32GB |
ストレージ | 約256GB SSD+Optaneメモリー16GB/約512GB SSD+Optaneメモリー32GB/約1TB SSD+Optaneメモリー32GB |
2nd HDD | なし/約1TB HDD |
ディスプレー | 17.3型(1920×1080ドット) |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ/Blu-ray Discドライブ/追加HDD(約1TB) |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、USB2.0 Type-A×1、HDMI出力端子、HDMI入力端子、有線LAN端子、マイク・ラインイン・ヘッドフォン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子、SDHC/SDXCカードスロット |
テレビ機能 | なし/地上・BS・110度CSデジタル×2 (ダブル録画対応) |
サイズ/重量 | およそ幅398.8×奥行き265×高さ26.9mm/約2.9kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |