144Hzゲーミングや録画配信もできるスペック
ストレージだけでなく、ゲーミングPCとしての性能もしっかり押さえたスペックになっている。CPUには、ゲーミングだけでなく、ゲームプレイの録画や編集といった作業も安心の6コア/12スレッド、最大4.2GHz動作のAMD「Ryzen 5 3600」を搭載。ビデオカードにはNVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce RTX 2060」を採用と、これからPCゲームをはじめたい人におすすめできるスペックを備えている。それでいて価格は14万2780円、送料込みでも14万4980円からと高コスパな点も魅力だ。
また、「GW5A-D200/T」は、G-GEARとASUSが共に開発したという“POWERED BY ASUS”にもなっており、マザーボードにはASUS製品を採用している。Western Digital製SSDと同じく、信頼性・安定性・耐久性といった点に不安なしだ。
「GW5A-D200/T」試用機の主なスペック | |
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CPU | AMD Ryzen 5 3600 (6コア/12スレッド、3.6GHz~4.2GHz) |
グラフィックス | NVIDIA「GeForce RTX 2060」(GDDR6 6GB) |
メモリー | 16GB(DDR4-2666、8GB×2) |
ストレージ(システム) | 500GB SSD (Western Digital「WD Blue SN550 NVMe SSD」、NVMe) |
ストレージ(データ) | 500GB SSD (Western Digital「WD Blue 3D NAND SATA SSD」、SATA3) |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T) |
インターフェース | フロント:USB 3.0×2、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1 リア:PS/2ポート×1、USB 3.1(Gen2)×2、USB 3.0 Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×2、オーディオ入出力端子×3、DisplayPort x3、HDMI×1、有線LAN端子 |
サイズ | 190(W)×475(D)×435(H)mm |
OS | Windows 10 Home(64ビット) |
ストレージ性能は公称値越え
ここからは実際に、「GW5A-D200/T」のシステムや、ゲームのパフォーマンスを見ていこう。まずはメインコンセプトになるデュアルSSDストレージのパフォーマンスをベンチマークの「CrystalDiskMark 7.0」でチェックだ。
WD Blue SN550 NVMe SSDは、実測で公称値を超えるシーケンシャルリード毎秒2488MB、シーケンシャルライト毎秒1800MBのパフォーマンスを発揮。WD Blue 3D NAND SATA SSDも優秀で、SATA 3インターフェース採用2.5インチSSDの最速クラスと言えるシーケンシャルリード毎秒561MB、シーケンシャルライト毎秒536MBを実現している。
なお、複数ストレージの使い分けで大事な、データごとの保存先指定だが、Windows 10のビデオやピクチャなどといったユーザーフォルダーは簡単にドライブを変更できる。さらにPCゲームプラットフォームの1つとなる「Steam」も、ゲームデータイントール先となる「STEAMライブラリフォルダ」を複数登録できるので安心だ。