標準でDVDマルチドライブも内蔵、使い勝手のよいインターフェースも
第10世代CoreとRTX 2060 SUPERで18万円台、拡張性に優れた余裕あるケース内部のゲーミングPC「LEVEL-R049-iX7-RWSH」
2020年07月03日 09時00分更新
ユニットコムのデスクトップシリーズLEVEL∞ R-Classは、ミドルタワーケースに高い拡張性を備えているのが特長。今回紹介する「LEVEL-R049-iX7-RWSH」もそうした1台だ。
基本構成時の主な仕様は、CPUが第10世代のCore i7-10700、GPUがGeForce RTX 2060 SUPER 8GB、チップセットがZ490 Express、メモリーが16GB(8GB×2)、ストレージが480GB SSD、2TB HDDという構成だ。このスペックで、価格は18万378円からとなっている。
今回は、LEVEL-R049-iX7-RWSHの外観や使い勝手を紹介していこう。
使い勝手のよいインターフェースが並ぶR-Classシリーズ共通のケース
ゲーミングデスクトップの「R-Class」は、共通のケースを採用している。基本色はブラックだが、前面のヘアライン加工とその周囲に走る赤いラインで、高級感とかっこよさを生み出している。
正面には5インチベイがあり、標準でDVDスーパーマルチドライブを搭載している。上部の手前には、USB 3.0×1とUSB 2.0×2、マイク端子×1、ヘッドフォン端子を装備し、USBメモリーやヘッドセットなど、よく付け外しするデバイスを接続するのに便利だ。さらにその右に電源スイッチが並んでいる。
そのほかのインターフェイスは背面に配置されており、PS/2端子×1、アナログライン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、センター・サブ出力×1、リア出力×1、角形S/PDIF出力×1、USB 3.1×2(Type-AとC)、USB 3.0(Type-A)×4、有線LAN端子、ビデオカードからの映像出力としてHDMI×1、DisplayPort×2がそろっている。
側面には赤いラインの部分と左パネルに排熱のための空気孔が開いている。これだけ開いていればどんなGPUを搭載しても安心だろう。
自力での拡張もしやすいすっきりとした内部
内部は配線が綺麗にまとめられており、各種パーツは購入時にカスタマイズできるだけでなく、あとから自分で追加・換装するのも簡単に行なえるよう配慮されている。
4基ある3.5インチベイは、出し入れのしやすい構造。標準では2.5インチSATA SSDとHDDが1台ずつ搭載されている。起動ドライブであるSATA SSDをカスタマイズでNVMeタイプに変更すれば、この4基をすべてデータドライブで埋めて広大なデータ領域を保持することもできる。
次回は、ベンチマークでLEVEL-R049-iX7-RWSHの基本構成時の性能をチェックする。
仕様機の主なスペック | |
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CPU | Core i7-10700(8コア/16スレッド、2.90GHz) |
グラフィックス | GeForce RTX 2060 SUPER 8GB GDDR6 |
チップセット | Z490 |
メモリー | 16GB(DDR4-2666 8GB×2) |
ストレージ | 480GB SSD+2TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)、USB 3.1(Type-A)、USB 3.0(Type-A)×5、USB 2.0(Type-A)×2、ライン出力、ライン入力、マイク入力×2、S/PDIF出力×1、PS/2コネクター、HDMI出力×1、DisplayPort×2、有線LAN端子ほか |
電源 | 700W(80PLUS BRONZE) |
サイズ | およそ幅190×奥行477×高さ432mm(突起物含まず) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |