Windowsやアプリはサクサク動作、ビデオ会議もおおむね快適!
重量約1kgで約10万円の高コスパ14型ノートPC「STYLE-14FH056-i5-UCDX」は第10世代Core搭載でテレワークもカジュアルゲームもOK
2020年06月20日 13時00分更新
パソコン工房で販売中の14型ノートパソコン「STYLE-14FH056-i5-UCDX」。前回は外観を中心に、約10万円のマシンらしからぬ仕上がりのよさをチェックしてきた。今回は実効性能を中心にチェックしていく。価格=性能的な側面もあるパソコンだが、価格以上にいいパフォーマンスをみせる製品もまれにあり、STYLE-14FH056-i5-UCDXはそれに該当する1台だといえる。
STYLE-14FH056-i5-UCDXの基本構成は、CPUがCore i5-10210U、メモリーがDDR4-2666 8GB×1、ストレージが500GB SSD(M.2接続/MVMe)となっている。カスタマイズで基本構成の変更はできず、Officeの有無を選べる程度だ。よって、スペック云々の検討よりは、用途先で問題なくパフォーマンスを発揮するのかどうかに重きを置くといい。
まずテレワーク関連から見ていく。Officeアプリケーションを使用しての作業に問題はないが、TeamsやSkypeなどメモリーを消費しがちなアプリケーションとの併用となると、ムリをさせにくく、とくにマクロが走りまくるExcelファイルを開く際には注意しておきたい。
またビデオ会議については、問題と遭遇することは少ないだろう。実機でのテストにおいても快適だった。注意点としては、画面共有をする場合だ。ウィンドウを取り込むのならば問題ないが、画面全体、もしくは外部デイスプレーの画面全体の共有では、もたつくことがあった。
ベンチマークは、3DMark v2.11.6846、PCMark 10 v2.1.2177、CrystalDiskMark 7.0.0hを実行した。内蔵GPUであるため、過度な期待は悲しみの元でしかないが、カジュアルなゲームや設定を最低まで落とした状態の3Dゲームは意外と動く結果だ。直近では「PUBG Lite」や「VALORANT」も登場しており、そういったタイトルもそれなりに動く程度の認識でいいだろう。
ストレージはランダムも十分に速く、Windowsの動作は軽快。またOfficeアプリケーションの挙動も良好であり、ストレスを感じるシーンは少ないだろう。500GBとやや容量は少ないため、自宅やオフィスでの作業中心であれば、外付けストレージやNASもセットで検討しておきたい。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | STYLE-14FH056-i5-UCDX |
CPU | Core i5-10210U |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 500GB SSD(M.2接続/NVMe対応) |
ディスプレー | 14型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 3.1端子、USB 3.1(Type-C)端子、HDMI端子、ヘッドフォン出力/マイク入力端子、microSDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅321×奥行216.5×高さ19mm(ゴム足なしでおよそ16.5mm)/約0.99kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |