ASUS JAPANは6月19日、AMD Ryzenプロセッサーを搭載するスリムタイプのビジネス向け小型ベアボーンPC「Mini PC PB50」2モデルを発表した。6月26日から販売開始予定。
ラインアップは、AMD Ryzen 7 3750H/Radeon Vega RX 10 グラフィックスを搭載する「PB50-BBR015MV」、AMD Ryzen 5 3550H/Radeon Vega 8 グラフィックスを搭載する「PB50-BBR014MV」の2モデル。いずれも価格はオープンプライス。
AMD Ryzen 5、またはRyzen 7を搭載する本製品は、デスクトップ級の性能でデータ量の多いタスクもスムーズに処理するとうたう。メモリーは最大32GBまで搭載可能なほか、M.2 PCIe 3.0 x4 SSDと2.5インチHDDを一基ずつ搭載できるデュアルストレージ設計を採用した。
グラフィックスにはAMD Radeon Vega 8、またはRadeon Vega RX 10 グラフィックスを搭載し、最大120Hzのリフレッシュレートでビデオや画像を4K UHDの高解像度で表示できる。また、背面パネルに搭載するすべての映像出力端子(HDMI 2.0×1、DisplayPort 1.4×1、D-Sub 15ピン×1)を使用すれば、3基のディスプレーによるマルチディスプレー環境の構築も可能だ。
そのほか、前面パネルにPB50-BBR015MVはUSB Type-C(USB 3.1 Gen2)×1、USB Type-A(USB 3.1 Gen1)×4、PB50-BBR014MVはUSB Type-C(USB 3.1 Gen2)×1、USB Type-A(USB 3.1 Gen1)×6を装備する。背面パネルは共通で、USB Type-A(USB 3.1 Gen2)×2を備える。
本体サイズは、およそ幅175×奥行き175×高さ34.2mmの省スペース設計を採用。VESA対応ディスプレーの背面にも設置可能で、メディアサーバーからキオスクまで、さまざまなビジネスシーンで活用できるとしている。