ラクローは3月12日、ソニックガーデンが提供する仮想オフィスツール「Remotty(リモティ)」との入退室ログ連携を開始した。
「ラクロー」は、パソコン使用ログなどの客観的な記録を収集して労働時間を自動算出するサービス。打刻や記憶に頼った時刻入力が不要になり、効率的な勤怠管理を実現できるという。
Remottyは、在宅勤務やノマドといったリモートワークをしているメンバーで構成されたチームが、チャットやライブカメラなどを通じて、まるで同じオフィスで働いているかのようなコミュニケーションをとることができるクラウドサービス。
ラクローとRemottyとの連携を有効にすると、Remottyへの入室(アクセス開始)時刻および退室(アクセス終了)時刻を、自動でラクローに取り込むことが可能になる。
同社は今回の連携について、コロナウイルスの影響で在宅勤務で事業運営を行う企業が増加していることを背景の一つとして挙げている。在宅勤務の場合、コミュニケーションが大きな課題として取り上げられており、勤怠管理についてもタイムカードやICカードによる打刻ができないため、労働時間の把握で課題を抱えるケースが多いという。今回の両サービスの連携により、仮想オフィスへの入退室ログを効率よく勤怠管理に活用できるとしている。