「mouse X4-B-URDS」と「mouse X5-B-URDS」の2機種を用意
浦和レッズのカラーとロゴで彩られたオフィシャルPCをマウスコンピューターが発表
マウスコンピューターと浦和レッズがコラボした経緯とは
浦和レッドダイヤモンズ 代表取締役社長の立花 洋一氏と、マウスコンピューター 代表取締役社長の小松 永門氏が登壇。浦和レッズオフィシャルパソコンを製造・販売するに至った経緯を、双方の想いを交えながら語ってくれた。
マウスコンピューターとコラボしたきっかけとして、立花氏はお互いとも埼玉県で創業した点を挙げた。浦和レッドダイヤモンズは埼玉県さいたま市で、マウスコンピューターは埼玉県春日部市。埼玉県で産声を上げた『同郷者』といってもいいだろう。そういった縁もあってか、浦和レッドダイヤモンズは2019年5月25日にマウスコンピューターとオフィシャルPCサプライヤーの契約を締結。その後、タッグを組んで浦和レッズオフィシャルパソコンを開発・販売に着手することに。
本機はすでにクラブスタッフ全員に支給されており、立花氏も使用しているという。浦和レッズのロゴが入った赤い天板のデザインを高く評価し、浦和レッズサポーターだけでなく多くのユーザーにも購入してもらえるのではないかと立花氏。また、性能面も評価していて、これから訪れる5G時代でも活用できるほか、仕事の効率化を実現するツールとして実力を発揮するだろうと太鼓判を押していた。
最後に、「マウスコンピューターのスタッフとさまざまな意見を出し合いながら、浦和レッズオフィシャルパソコンを作り上げました。自信のある製品と思っておりますので、皆様に使っていただければと考えております」と意気込みを述べた。
続いて、マウスコンピューター 代表取締役社長の小松氏が、浦和レッズオフィシャルパソコンの開発・販売へと導いた経緯を語ってくれた。
浦和レッドダイヤモンズからオフィシャルPCサプライヤー契約を提案されたことが、コラボの始まりだった。「仕事で使っているパソコンが非常に遅くて困っている」という浦和レッズの要望に応えるべく、サプライヤー契約を締結した。
当初は既存のパソコン製品を供給していたが、次第に、浦和レッズと一緒にオフィシャルパソコンを作りたいという想いが芽生え始めた。ちょうどその当時、浦和レッズのカラーと同じ赤い天板のノートパソコン(mouse X4-Bとmouse X5-B)のリリースを構想していたため、それらのモデルをベースにオフィシャルパソコンの開発プロジェクトを始動。「これは運命の巡り合わせではないか」と小松氏は偶然のような奇跡に喜びを示していた。
どのようなパソコンなら浦和レッズのファンは買ってもらえるか、いくつか試行錯誤を重ねた末、浦和レッズオフィシャルパソコンが誕生した。
小松氏は、「今回のコラボを通じて、これからも浦和レッズを応援していくと同時に、日本国内のパソコン市場およびサッカー市場が盛り上がっていくことを祈念したいと思います」と述べ、挨拶を締めくくった。