アップルは、1mmのキーストロークを持つ新設計の「Magic Keyboard」を採用するとともに、8コアの第9世代Core 9や最大64GBメモリーの選択が可能になるなど、高い処理性能が必要なクリエイティブ用途に適した16インチMacBook Proを発表した。Apple Storeではすでに注文を受付を開始しており、価格は税抜24万8800円から。配送は21日からと表示されている。
キーボードが一新! ESCキーも復活
最大64GBメモリー、最大8TB SSDを選択できる!
最大の変更点はやはりキーボード。バタフライ構造キーボードと比べて倍近い1mmのキーストロークに加え、新設計のラバードームにより、安定したキーフィーリングを実現するという。キーボード上部には従来モデルと同様にTouch BarとTouch IDが用意されるが、物理的なESCキーが復活。この点も歓迎するユーザーは多いだろう。
性能面では6または8コアの第9世代Core i7またはi9を搭載。冷却性能もさらに強化されており、エアフローは28%増加、ヒートシンクは35%大型化されることで、高負荷状態でもより高い処理性能を維持して、アプリを利用できるようになっている。
内蔵メモリーについても標準16GBは変わらないが、最大64GBのオプションを提供(従来は最大32GB)。ストレージについては、標準で512GBに。さらに最大8TBの選択も可能。グラフィックスではAMD Radeon Pro 5000Mシリーズが採用され、最大で8GBのGDDR6メモリーを搭載可能。従来モデルと比べて、最大80%増の3D性能の向上が見込めるという。
これと合わせて、6月のWWDCで発表された新Mac Proと6Kディスプレイ「Pro Display XDR」の12月の発売も公表されている。