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12mmを切る極薄ボディに高性能を凝縮!

驚くほど薄くて使い勝手も満足な13.3型ノートPC「YOGA S730」

2019年10月22日 11時00分更新

文● 山口優 編集●北村/ASCII

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日々の生活を充実させるモダンPCとは?

 モダンPCとは、マイクロソフトが提唱する、スタイリッシュさと使い勝手のよさを両立したモバイルノートパソコンで以下のような特徴がある。

・SSD/eMMC搭載で処理が高速なのに加え、指紋認証やWindows Helloでの顔認証で簡単・安心ログインが可能。起動を高速化する「高速スタートアップ」も搭載
・薄くて軽いボディーで、外出先にも気軽に持っていける
・タッチ操作対応の2 in 1タイプで、ノートパソコンだけでなくタブレットとしても使用できる
・Microsoft Office搭載で日々の仕事を快適にこなせる

 Windows 7のサポート終了が迫る中、日々の生活をモダンPCでより充実・快適にしてみてはいかがだろうか。

Lenovoの「YOGA S730」

 Lenovoが販売する「YOGA S730」は、13.3型液晶ディスプレーを搭載したクラムシェル型のノートPC。厚みがわずか11.9mmという極薄ボディにCore i5-8265U/Core i7-8565UやPCIe SSD、長時間バッテリーなどを搭載しており、出先でも軽快に作業できるのが特徴だ。

アルミ素材を採用して薄く、軽く、堅牢な筐体を実現

 日常的に持ち歩くモバイルノートの場合、本体の軽さはもちろんだが、薄さも重要視したいポイント。YOGA S730は11.9mmという驚きの薄さを実現しているうえ、天板と底面が凹凸の少ないフラットな形状になっており、カバンに入れた際にかさばらないのが特徴だ。

薄さは約11.9mmで、ちょっと厚めのスマホやタブレットと同程度のためカバンに収納してもかさばらない

 約1.1kgの本体は、常時携帯していてもほとんど苦にならない。これだけ薄くて軽いと「曲がったりしないの?」と心配になるが、筐体にアルミ素材を使用することで薄さと剛性の高さを両立している。実際、洗練された外見からイメージするよりもずっとガッシリしており、カバンに入れて持ち運ぶ際も不安は感じなかった。

底面も凹凸の少ないフラットな形状でカバンにも収納しやすい

アルミ素材を使用した筐体は、シンプルながら上質で洗練された雰囲気が漂う

高品質な液晶ディスプレーを搭載

 LenovoのYogaシリーズというと回転ヒンジを採用した2-in-1 PCをイメージする人も多いと思うが、YOGA S730は通常のクラムシェル型ノートPCでタッチパネルも搭載していない。そのためタブレット的な使い方はできないが、ディスプレー部は180度まで開くことが可能。目の前の相手に画面を見せながら打ち合わせする際などはとても便利で、ビジネスシーンで重宝しそうだ。

ディスプレー部は180度まで開くことができるが、視野角が広いため開き切った状態でも画面が見やすい

 液晶ディスプレーは13.3型のIPSパネルで、解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)と、このクラスのノートPCとしては標準的。視野角が広いのでディスプレーを180度開いて斜めから見る場合でも色味や明るさの変化が少なく見やすいのはありがたかった。

 ノートの内蔵ディスプレーとしては色域がかなり広く、筆者が普段使っているsRGB100%のクリエイター向け外付けディスプレーと比較しても遜色ない性能。一般的なノートPCだと彩度の高い赤や青、緑などはくすんだ色になりがちだが、本来の鮮やかさがしっかり再現されていた。これなら、写真や映像の編集などのクリエイティブな作業にも安心して使えそうだ。

 ディスプレー上部のベゼルは、極細にもかかわらずウェブカメラが内蔵されており、HDビデオ(1280×720ピクセル)の撮影が可能。こういったベゼルレスデザインのノートPCの場合、カメラを下部ベゼルに配置した製品もあるが、それだと下から見上げるような角度で顔が映ってしまいがち。その点、YOGA S730は自然な角度で顔が映るので、Skypeなどでビデオチャットをする際もカメラ写りが気にならないのはうれしい。

ベゼルが極細にもかかわらず、ディスプレー上部にウェブカメラが内蔵されている。ディスプレー下部にカメラを内蔵する機種よりも自然な角度で顔が映るのがポイント

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