秋冬モデルにニューラインアップ登場!
さらにビジネスモバイルに特化!薄くなったクアッドコア2in1モデル「レッツノートQV8」最速レビュー
2019年09月25日 11時00分更新
インテル® Core™ i7プロセッサー搭載
Intel Inside® 圧倒的なパフォーマンスを
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(jp.store.panasonic.com/pc/)
使いやすく進化した高精細液晶とインターフェース
実用性の面から見た進化ポイントとして挙げたいのが、液晶ディスプレー部だ。RZシリーズのように360°回転が可能で、普段はクラムシェルとして使い、動画やウェブサイトを見るなど、素早く情報をチェックするときはタブレット型にするなど、シーンに合わせ変形して使用できる2in1タイプとなっているのがメリットだ。
液晶を360°回転させればタブレットに。もちろんタッチパネルを装備しているので、指で直接画面に触れての操作が可能だ。 |
写真を見て気づいた人もいると思うが、実はこの液晶、画面比が3:2と一般的なワイド液晶よりも縦が広くなっている。縦長のウェブサイトが見やすいというのはもちろん、書類表示時も余白がほとんど無く、画面を端までフルに活用できるため、ワンサイズ上の液晶と変わらない大きさで閲覧できるわけだ。
しかも解像度は2880×1920ドットと高精細なので、細部が潰れる心配はない。文字は小さくなるものの、1ページ丸ごと表示しても拡大することなく読める。
解像度は2880×1920ドットと高精細。細かい文字が並ぶ書類も細部が潰れないため、拡大することなく文字が読める。 |
新モデルとなるQVシリーズの中でも、最もレッツノートらしさがある場所といえばインターフェースだろう。USB3.1 Type-C Gen2に対応するだけでなく、GPU BOXの接続などでも活躍してくれるThunderboltTM 3に対応。さらに、USB Power Delivery(USB PD)にも対応し、ここから充電することまで可能だ。
また、HDMIを備えるほか、モバイルノートにもかかわらず有線LAN、アナログ映像出力のD-Sub15ピンまで装備。さすがに最近はD-Sub15ピンの出番はほとんどないとはいえ、本当に必要なくなるまでは搭載し続けるという強い意志を感じるほどだ。
なお、インターフェースのサイズ・形状はすべて標準のもので、アダプターや変換ケーブル不要で使えるものばかり。このあたりの使いやすさへのこだわりがありがたい。
転送速度40Gbpsと高速なUSB 3.1 Gen2、Thunderbolt 3、そしてUSB PDにまで対応したUSB Type-Cを装備。さらにD-Sub15ピンまで搭載している。 |
USB Type-Aは合計3ポート装備し、多くの機器を同時に接続可能。右端にあるのはSDメモリーカードスロットだ。 |
ユニークなのが、本体手前に引き出し式の小さな足を装備していることだ。これを立てることで本体の下にわずかな空間を作ることができ、インターフェースに挿したケーブルのコネクターが机などにぶつからなくなる。薄型化したための問題を、ちょっとした工夫で解決していることに感心してしまった。
なお、この小さな足はヒンジ部分にも装備されており、本体全体を数ミリ持ち上げられる。QV8シリーズは底面吸気、背面排気という冷却方法となっているため、底面の隙間を大きくすることで冷却能力を高められる。高負荷で長時間使う時は、足を立てて使うといいだろう。
もちろん足を立てたからといっても、キーを打つたびに本体が揺れるといった心配は無用だ。足を折りたたんだ時と同じよう、しっかりと打鍵できた。
小さな足を立てることでわずかだが隙間ができ、コネクターの接触を防げるほか、底面からの吸気を手助けしてくれる。 |
背面に排気口を装備。ヒンジ部分に注目してもらえるとわかるように、ここにも小さな足が装備されている。もちろんこの足を立てて隙間を作ることが可能だ。 |
19mmピッチの打鍵しやすいキーボードと伝統の円形タッチパッドを採用
薄型・軽量化のための工夫はキーボードにも及んでいる。アイソレーションタイプの普通のキーボードなのだが、MXシリーズなどの従来モデルではトップケースの上にキーボードとアイソレーション用の樹脂製「桟」を載せるという構造になっていたが、QVシリーズではこの「桟」を廃止し、キーボードをトップケースの裏側からネジ止めするスタイルへと変更。これにより、わずかながらも軽量化を実現している。
またキーピッチは横幅19mmを確保し、タッチタイプも楽にできる。縦方向はSVシリーズより短くはなっているものの、こちらはすぐに慣れて違和感なく打鍵できるので、それほど困らないだろう。さすがに本体サイズが小さいこともあり、記号などのキーが若干小さめになっているが、打ちにくく感じるほどではない。
キーピッチは横幅19mmと広め。よく見ると、トップカバーがアイソレーションキーボード部分まで一体化されていることがわかる。 |
なお、タッチパッドはMXシリーズやRZシリーズのような四角いタイプではなく、SVシリーズなどと同様の伝統的な円形のホイールパッドを採用。打鍵時でも指がタッチパッドにあたりにくいほか、外周をなぞってスクロールできるという使い勝手の良さが光る。また、クリックが物理ボタンとなっているのも、操作しやすい。
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