最新機種も少し前の機種も！ファーウェイ製スマホのUI「EMUI 9.1」の便利機能チェック！

2019年07月12日 16時00分更新

文● 加藤肇、ASCII編集部　編集● ASCII編集部

提供: ファーウェイ

カメラに写したものをAIで認識し、
ECサイトで検索したり、翻訳なども可能な「AI Vision」

　続いては、EMUI 9.0以降で利用可能な便利な機能を見ていこう。

　まずは、AIを活用した「AI Vision」機能。これは、カメラ画面の左上にあるアイコンをタップすると、AIが被写体を認識し、それに関連する情報を表示してくれるもの。知りたいモノにカメラを向けるだけで使える手軽さがうれしい。

　たとえば「ショッピング」では、被写体に類似した商品をネット検索し、ECサイトなどのリンクを表示してくれる。商品名や型番を調べて、文字を入力して検索する手間が省けるわけだ。

マンゴーを写してみたところ、ショッピングサイト内から検索してくれた

　カメラに写るテキストをすぐに翻訳してくれる「翻訳」も便利だ。今回、いろいろと試してみたが、知らない外国語の単語の意味を調べる目的で使うのが一番便利さを感じられそう。特にスペイン語のような非英語圏だと単語レベルを拾って、それが何なのかを知ることはなかなか難しい。たとえば海外旅行先でレストランのメニューを見たり、お店で商品を調べたりするのに大いに役立つと思われる。

　そのほか、有名な観光スポットや建築物などの関連情報を表示してくれる「識別」や、食べ物のカロリーを表示してくれる「カロリー」も利用できる。また「QRコード」では、QRコードとバーコードの読み取りも可能だ。

　「OK Google」と話しかけるのではなく、電源ボタンを長押ししてGoogleアシスタントを呼び出せるのも便利になった部分。Googleアシスタント自体はAndroidスマホで共通の機能だが、メッセージの送信やスケジュールの確認、経路検索、音楽再生といった操作が音声で可能になる。

　なお、このGoogleアシスタントの呼び出し機能は、HUAWEI P30であれば「設定」→「スマートアシスト」→「ショートカットとジェスチャー」でオン／オフを切り替えられるので、もし不要と感じたら、あとから無効にすることも可能だ（HUAWEI P30 liteも今後のアップデートで対応予定）。

Googleアシスタントを電源キーの長押しで起動可能になった

ファーウェイ製スマホとPCとの間なら
タッチだけでデータの転送が可能！「HUAWEI Share OneHop」

　ファーウェイ製スマホとPCとのデータ連携も、新機能「HUAWEI Share OneHop」でさらに便利になった。端末とPCを軽くタッチするだけで、画像や動画などのファイルを共有することができる。

PC側のHuawei Shareアイコン。この部分に、端末側のNFC検出エリアを接触させる。現在HUAWEI Share OneHopには、ノートPC「HUAWEI MateBook 13」などが対応している

　HUAWEI Share OneHopを使用するには、まずは端末をノートPCと接続する必要がある。といっても、端末側のNFCとWi-Fi、Bluetoothを有効にして、同じくWi-FiとBluetoothを有効にして「PC Manager」をバックグラウンドで実行しているPCのHuawei Shareアイコンにタッチするだけだ。

　端末からPCへとファイル送信する方法もシンプル。端末側で送信したい画像や動画をギャラリーから開いて、そのままノートPCのHuawei Shareアイコンにタッチするだけ。すると、端末が鳴動（または振動）して送信され、PC側には送信されたファイルが表示される。また逆に、PCから端末にファイル送信することも可能だ。