ASUS JAPANは6月6日、小型シャーシおよびSLI設定用の高性能ブロワーファンを搭載したビデオカード「TURBO-RTX2080-8G-EVO」を発表した。販売開始は6月7日を予定、市場想定価格は10万円前後。
表面カバーを再設計することにより、冷えた空気を80mmファンに送り続けられるという。
また、製造のプロセスですべてのはんだ付けを1工程に抑え、部品の熱的負荷を軽減させたとのこと。
ファンの軸受けに2つのボールベアリングを採用。従来のスリーブベアリングを使用するファンと比べて、最長2倍の長寿命を実現したとする。
リアルタイムハードウェアモニター機能とリアルタイムオーバークロック設定機能を搭載する、ビデオカード設定ソフト「GPU Tweak II」を用意。本ソフトを使うと、Windowsからビデオカードの状態を細かく把握したり、詳細なオーバークロックの設定をしたりできる。
出荷前に実施するパフォーマンスとストレステストは、Fortnite、League of Legends、Overwatch、 PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDSのような最新のトップタイトルゲームで実行した。144時間の安定性テストと、一連の3DMarkベンチマークテストを含む信頼性試験も実施しているとのこと。
グラフィックスはGeForce RTX 2080、ブーストクロックは1710MHz(OCモード時1740MHz)、ベースクロック1515MHz(OCモード時1515MHz)、メモリースピードは14000MHz、メモリーインターフェースは256bit、ビデオメモリーはGDDR6 8GB。搭載ポートはHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3。電源コネクターは8ピン×1、6ピン×1、サイズは縦幅268×奥行き113×高さ40mm。