充実した性能や使い勝手の良さが魅力的
Core i7とMX150で光学式ドライブも、マルチに活躍する11万円台15.6型ノートPC
マウスコンピューターの「m-Book N510BD-M2S2」はm-Book Nシリーズに位置付けられる15.6型のノートパソコンだ。CPUに第8世代のCore iシリーズ、GPUにノートPC向けのGeForce MX150のほか、M.2接続のSSDを採用している。
試用機の構成はCore i7-8550U、GeForce MX150、8GBメモリー、256GB SSD 。ディスプレーの解像度は1920×1080ドットで、DVDスーパーマルチドライブを内蔵している。今回は外観と使用感を見ていこう。
性能と価格のバランスを重視したモデル
m-Book Nシリーズは、位置付けとして、光学式ドライブを搭載し、比較的高性能なハードウェアを搭載しつつ買いやすい価格を実現した、性能と価格のバランスを重視したモデルとなる。
今回紹介する仕様機のスペックで、直販価格が11万1024円からと、確かに割安感がある。5万円以下、ときに3万円台といった格安のパソコンも珍しくなくなったが、ほとんどの場合、CPUが非力で、多少でも負荷のかかる処理が発生するユーザーにはオススメしにくいのが現状。
そういった低価格なパソコンと比較すると、10万円ちょっとと、パソコンとしては高くなく、また異様に安すぎることもない、ほどよい価格で、グラフィックスをディスクリートで搭載しているm-Book N510BD-M2S2は、より多くのユーザーにオススメしやすいモデルだ。
ここで少し本音を漏らすと、安価なノートパソコンのレビュー執筆時には「そのモデルが最も力を発揮できるシーンはどこか」と考えるし、ときにマシンの性能によっては結論に困ったりもするものだが、本機ではその必要は一切ない。
ビデオ制作など、特別に大きな負荷がかかる作業を除いては、力強く対応できる性能を持っているし、オフィスで使うマシンとしては必要十分以上の性能を持っている。
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