ASUS JAPANは4月18日、エントリー向けマザーボード3製品「PRIME Z390-P」「PRIME B365M-A」「PRIME B365M-K」を発表。インテルチップセットを搭載し、高いコストパフォーマンスを実現するとうたう。販売開始予定は4月19日から。
PRIME Z390-PはCPUファンやケースファン、液冷ポンプの回転速度を温度に応じて、細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert 4」を搭載した。PWMファンとDCファンの両方に対応。PWMファンにはDC制御を組み合わせることで、低回転時の制御精度を向上可能な、PWM/DCハイブリッド制御の「Extreme Quietモード」を使用できる。
PCI Expressスロット「SafeSlot Core」搭載。従来のPCI Express x16スロットより、カードを引き抜く方向に1.6倍、カードの荷重がかかる方向に1.3倍の強度を持たせたという。大きなクーラーを搭載する重いビデオカードを使用した場合でも、安心して使用できるとのこと。
マザーボードの信頼性を高めるとうたう5つの機能を採用した「5X PROTECTION III」を搭載。高い耐久性がある強化拡張スロットの「SafeSlot Core」、LAN機能を静電気から守る「LANGuard」、チップセットや各種チップを過電圧から守る保護回路、CPUの供給電力を低遅延で正確に可能なデジタル電源回路の「DIGI+ VRM」、一般的な製品の3倍の耐食性を持ち錆びにくいステンレス製バックパネルの5つの機能を使用できる。
対応CPUは第9/8世代のCore/Pentium Gold/Celeron。対応ソケットはLGA 1151。チップセットはIntel Z390。対応メモリーはDDR4-4266×4(最大64GB)。拡張スロットはPCIe 3.0x16×2、PCIe 3.0x1×4。画面出力端子はDisplayPort 1.2×1、HDMI 1.4b×1。ストレージ機能はM.2×2、SATA 6Gb/s×4。USB機能はUSB 3.1 Gen 2×2、USB 3.1 Gen 1×8、USB 2.0×3。ネットワーク機能は1000BASE-T×1。フォームファクターはATX(305mm×234mm)。価格は1万5000円前後。
PRIME B365M-Aは、CPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて、細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert 2+」を採用。Windows用のソフトを使うことで、CPUの温度が設定温度を超えたら、ファンの回転数を簡単に上げられるという。CPUの温度に応じて、段階的にファンの回転数を変更することも簡単にできるとのこと。
高耐久PCI Expressスロットの「SafeSlot」を搭載。一般的なPCI Express x16スロットはプラスチック製だが、本製品のスロットは、プラスチックにくわえて金属も使用しており、大幅に耐久性を向上しているとした。ビデオカードなどを挿した場合に、従来のスロットと比較して、ビデオカードの荷重がかかる方向には約1.8倍、ビデオカードを引き抜く方向では約1.6倍の強度を実現したとする。PRIME Z390-Pと同様、5X PROTECTION IIIも採用している。
対応CPUは第9/8世代のCore/Pentium Gold/Celeron。対応ソケットはLGA 1151。チップセットはIntel B365。対応メモリー はDDR4-2666×4(最大64GB)。拡張スロットはPCIe 3.0x16×1、PCIe 3.0x1×2。画面出力端子はHDMI 1.4b×1、DVI-D×1、D-sub 15ピン×1。ストレージ機能はM.2×2、SATA 6Gb/s×6。USB機能はUSB 3.1 Gen 1×7、USB 2.0×4。ネットワーク機能は1000BASE-T×1。フォームファクターはmicroATX(244mm×218mm)。価格は1万1000円前後。
PRIME B365M-Kは上記2製品と同じで、PCの静音化を簡単に実現できるファンコントロール機能と、5X PROTECTION IIIを搭載した。PRIME Z390-Pと同様、SafeSlot Coreも採用している。
対応CPUは第9/8世代のCore/Pentium Gold/Celeron。対応ソケットはLGA 1151。チップセットはIntel B365。対応メモリーはDDR4-2666×2(最大32GB)。拡張スロットはPCIe 3.0x16×1、PCIe 3.0x1×2。画面出力端子はDVI-D×1、D-sub 15ピン×1。ストレージ機能はM.2×1、SATA 6Gb/s×6。USB機能はUSB 3.1 Gen 1×6、USB 2.0×6。ネットワーク機能は1000BASE-T×1、フォームファクターはmicroATX(226mm×185mm)。価格は1万800円前後。