Core i7&M.2 SSDで11万円台とコスパと性能を両立した1台
オフィスで活躍するマシンなら、狭額ベゼルで薄型の15.6型ノートPC
2019年03月24日 10時00分更新
15.3型ノートパソコンは、文章と簡易な表計算などオフィスでのビジネス用途と、ゲーミング用途におおよそ二分されている。ビジネス用途はハイスペックが必要でないシーンが多いため、とりわけエントリーモデルに属することが多い。今回チェックするユニットコムの「STYLE-15FH059-i7-UHSX」は、ビジネス用途にピッタリのノートPCで、M.2を搭載して良好なレスポンスが魅力の1台だ。
狭額ベゼルで薄型ボディーを採用
すでに触れたとおりSTYLE-15FH059-i7-UHSXは、15.3型のノートパソコンだ。Core i7やM.2 SSDなど、普段使いでハイパフォーマンスが期待できる性能ながら、11万5538円から購入可能だ。リーズナブルなノートパソコン=分厚いというイメージがつきまとうが、本機はおよそ幅361×奥行245×高さ21.5mmと、15.3型として比較的薄化に成功している。また重量も約1.63kgであり、オフィスから会議室などであれば手軽に持ち運べる。
アルミボディー採用で軽量化と放熱性能向上
筐体の天板とキーボード面にアルミを採用しており、軽量化をしつつ、放熱性能を高めている。キーボード面は指が触れるため、長時間の運用に向く作りといえるだろう。また搭載するCPUはCore i7-8565Uであり、その熱も考えると部分的にアルミボディーは正解である。
インターフェースはソツなく揃っており、いずれも両側面にレイアウトされている。UBS 3.0×2、USB 3.1(type-C)、USB 2.0×1、HDMI出力、miniDiplayPort出力、ヘッドフォン出力端子、マイク入力端子、SDカードリーダー、有線LANを配置。内蔵ストレージは250GB SSDとなっているため、マウスに加え外付けストレージなどを接続できるUSB端子の数があるのはありがたい。無線LANはIEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.0。ワイヤレス中心の環境への対応も申し分ない。
キーボードはフルサイズキーボードを搭載しており、テンキー付きとなっている。キーボードとしてはスタンダードなアイソレーションタイプで、打鍵時のガタつきも少なめ。Enterキーのサイズで好みが分かれそうだが、上記の通り、USBポート数は多いため、別途キーボードを使用したくなっても問題はないだろう。
またタッチパッドは可もなく不可もなくといった作りである。これも別途マウスを用意したいとしてもワイヤードとワイヤレスの両方に対応するため、自分にとって効率のいい作業環境を組み立てられるだろう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | STYLE-15FH059-i7-UHSX |
CPU | Core i7-8565U(4コア/8スレッド、1.8GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 250GB SSD(インテル SSD 660p、M.2接続/NVMe対応)) |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 3.1/Thunderbolt 3兼用端子(Type-C)、USB 2.0端子、HDMI端子、Mini DisplayPort、有線LAN端子、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、SDカードスロット |
サイズ/重さ | およそ幅361×奥行245×高さ21.5mm/約1.63kg(カスタマイズ内容により変動あり) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |