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前編:シャープの最終糖化産物測定機「AGEsセンサ」で遊ぼう!?

ヒトとカラダの新しい指標「AGEsスコア」で楽しく食生活改善を

2019年03月25日 11時00分更新

文● 市ヶ谷一郎 編集●アスキー編集部

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まさかのダウンを喫した私に手を差し伸べてくれたのはシャープライフサイエンスの新型測定機「AGEsセンサ」でした

仕事中にお腹に激痛が走りました

 私事で恐縮ですが先日、仕事中に倒れました。

 突然右腹を圧し潰されるような痛みが走り、編集部で原稿を書いていた私は椅子からずり落ちて悶絶。異変を察知した副編オカモトが素早く最寄りの救急病院を検索、東京逓信病院がヒット。グルメ担当コジマが捕まえてくれたタクシーに乗りこんで間一髪セーフ。あと3分遅れていたら確実に気絶→救急車コースでした。

 ちなみに、ファインプレーで私を救ってくれた副編オカモトに後日感謝の弁を述べに出向いたところ、「昔は編集部でよく人が倒れたからねえ。朝イチで会社の扉を開けたら緑色の泡を吹いて昏倒してる同僚を発見したときに比べたらなんてことない」とのこと。今さらですが、選ぶべき職種を間違えた気がします。

「いのちをだいじに」は正論だが、目安がないのはキツい

 今回ダウンの直接の原因はシュウ酸の摂り過ぎと水分不足ですが、タンパク質のほか糖分や塩分もシュウ酸の濃度を高めると聞きますから、要は偏った食生活全般に問題があったわけです。そこでぜひとも改善をと考えていたある日のこと、私はシャープさんとの電話中に意外な提案を受けました。

―― と、まあそんなわけでえらい目に遭いましたよ。

シャープ なるほど、それで食生活の改善ですか。でもダイエットと違って、なかなか続けられないんですよね。

―― まさにそこが問題です! 最近は外食しても塩分・糖分に気をつけたり、シュウ酸が多く含まれているほうれん草やコーヒーなどを避けたりはしているんですけど、本当にバランスの良い食事をしてるかどうかなんて体重計に乗ってもわかりませんからね。目安がないし、漠然とし過ぎなんですよ。しかもそれを一生続けるんですよ? もうめげそうです。

シャープ 目安ねえ……そうだ、市ヶ谷さんはAGEsを測ったことありますか?

―― エージーイー? なんですそれ。

シャープ あ、ちょうどいいや。こないだシャープライフサイエンスで測定機作ったんで持って行きますよ、今から。

―― 今から!?

びっくりするぐらい速攻で到着・展開。店頭設置用の専用筐体が姿をあらわした。首都圏を中心にいくつかの薬局などで試用できるそう。ちなみに手前の白いタマゴがAGEsセンサ本体。そのほか画面表示用のタブレット、測定レシート用プリンターとQRコードリーダーから成る

シャープライフサイエンス来たりてAGEsを語る

 ほどなく測定機一式を背負ったシャープライフサイエンスの佐藤宏樹さんが来社。私が座っている島の端っこに慣れた手つきで測定機を組み上げてくれました。まさかの出張サービスです。

佐藤 これが電話でお話したAGEsの測定機です。正式名称は最終糖化産物測定機「AGEsセンサ」と言います。

―― どことなく米軍の新型装備感がある名前ですね。最終糖化産物という単語には、ただならぬ雰囲気を感じます。

佐藤 最終糖化産物=AGEsなのです。AGEsとは、ヒトが過剰に摂取した糖と、ヒトを構成するタンパク質が結びつき、体内で生成される物質のことでして、英語では「Advanced Glycation Endproducts(AGEs)」と呼称します。それを日本語に訳すと「最終糖化産物」になる、というわけです。そしてその物質は複数存在するためAGE「s」と表記されています。

―― そういえば「糖化」という単語だけは聞いたことがあるような。

佐藤 タンパク質は人体を構成する大事な物質ですが、AGEsの蓄積が急激に増加すると、身体に変化が生じます。肌の弾力を失わせてシワやたるみの原因になったり、AGEs自体の褐色性がくすみの原因になったりするため、美容分野で取り上げられるケースが増えているようですね。

 しかし、糖化は肌の変化にとどまりません。なにせ血管や骨も主にタンパク質で出来上がっていますから、糖化の進行は身体そのものに影響を与えてしまうのです。医学分野での研究を見ると、機能が低下した身体の部位にAGEsが多く蓄積しているとの報告が上がっています。

AGEsはコラーゲンと結びつき、弾力性を減少させることがわかっている。美容系情報サイトなどで目にした方もいらっしゃるのでは?

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