「AGEsスコア」が食生活改善の目安に!?
いきなりの深刻な話に面食らいましたが、よく考えると「食生活を改善しても、良し悪しの目安がないので続けにくい」という会話が元だったはず。AGEsと食生活にどんな関係があるんですか?
佐藤 おっと、AGEs自体の説明に時間をかけ過ぎました。今回お持ちした理由は、この「AGEsセンサ」が食生活改善の目安になるのでは、と思ったからです!
と言うのも、AGEsの蓄積は不適切な食生活や生活習慣、運動不足で急激に増加する一方、バランスの良い食事や適度な運動を心がけている人は蓄積がなだらかなんですよ。ですので、「AGEsセンサ」で計測した数値「AGEsスコア」の上下で食生活の改善具合がある程度反映されるはず、というわけです。
測定は指をAGEsセンサに挟むだけ! 測定履歴も残って超便利
さすが佐藤さん、冴えたプランです。ではさっそく、改善後の目安となる、現在の数値を測定してみましょう。最初は佐藤さんにやり方を教えてもらいましたが、店頭使用を考えたつくりなだけあって、測定方法は簡単。筐体の画面にひと通りの手順が表示されるので、迷うことはありません。
ゲーム感覚で食生活改善を見える化
体内の成分を測定すると聞き、『もしかして専用器具で指を切って血を抜いたりするのかな?』と内心ビビっていたのですが、上記の通り、痛そうな手順は一切ありません。これは気が楽です。
そして佐藤さん指導のもと測定したAGEsスコアは0.41。なんと「同世代の健康な人と比較して、やや低いレベルです」とのこと。A~E評価ではB、同世代ランキングでは100人中26位という好結果が記されてしまいました。あ、あれ?
食生活改善が喫緊の課題でしたが、意外にも数値は良好。これは『ありのままの自分でいても大丈夫、明日も明後日も外食三昧でOKだよ』というAGEsさんからのお告げに違いありません。
佐藤 いえいえいえ! 市ヶ谷さん、「最近は外食しても塩分・糖分に気をつけたりしてる」とご自分でおっしゃったじゃないですか。それが数値にあらわれているんですよ。
―― あ、なるほど。ダウンしてから数週間経ってるし、あの痛みを避けたい一心で塩分・糖分は控えめにしてたから、「結果的に」バランスのよい食生活になっていたと考えるべきなのか。
佐藤 おそらくその食生活が数値に反映されたものかと。仕事との兼ね合いで生活習慣を大きく変更することが難しいのでしたら、食生活改善チャレンジだけでも続けてみるのがよろしいのでは。バランスの良い食事を心がけること自体は悪いことじゃありませんし。
この筐体はしばらくアスキー編集部に設置しておきますから、食生活を改善しつつ再度計測してください。ちなみに、「AGEsセンサ」で再度計測するならば最低1週間、できれば3週間ほど空けると数値の上下動がはっきりみられると思いますよ。
それと、編集部のみなさんのAGEsスコアも測ってみてはいかがでしょう? おそらく20代から40代の働き盛りが中心でしょうから、自分のベースラインを確認しておくよい機会かと。……では3週間後にもう一度お会いしましょう!
アスキー編集部の生活習慣改善なるか!?
というわけで、なし崩し的に「食生活改善でAGEsスコアアップ計画」が始まってしまいました。確かに日々の食べ物で気にかかっていた事柄もいくつかあります。この機会にあらためてチェックしましょう。そして私同様にだらけた生活を送っているであろう、編集部員たちのAGEsを測定して大笑い……もとい、健康維持に一役買いたいなー。
とりあえず私は包丁とまな板をポチるところから始めます。
(提供:シャープ株式会社)