モバイルながら2系統の出力端子や有線LANなどインターフェースも充実
光学ドライブにHDDなど着脱可能なマルチベイが便利な13.3型ノートPC (2/2)
2019年03月08日 07時00分更新
2種類の重さを使分けた打ちやすいキーボード
キーボードに関しては、キーストロークが1.2mm、キーピッチが19mmの86キータイプ。キー配列はオーソドックスなので、購入してすぐに違和感なく入力作業ができる。また、文字入力キーが重め、「Shift」や「Space」など外周のキーが軽めと、場所によって2種類の重さを使分けているのもポイントだ。短めのキーストロークと相まって、実に軽快なタイピング感覚を実現している。キーはすべて静音設計になっており、会議室やセミナーなど音が気になる場所でも使いやすい。
タッチパッドはクリックボタンが独立したタイプで、本体の中心からやや左寄り、スペースキーの下部に配置されている。サイズ、感度、ポジション、クリック感ともに使いやすく感じられた。
矢印キーの下部には、サインインなどでパスワードの代わりに使えるスライド式の指紋センサーを搭載。持ち運ぶ機会が多いモバイルノートパソコンだけに、セキュリティー面も安心だ。
利便性の高い2種類の外部出力端子を搭載
LIFEBOOK WS1/C2のインターフェースは、本体右側面に用途に応じて着脱可能な「モバイル・マルチベイ」、USB 3.0(Type-A)×2を搭載。本体左側面には、電源入力端子、有線LAN端子、ミニD-sub 15、HDMI出力端子、USB 3.1(Type-C)、マイク入力/ヘッドフォン出力端子を搭載している。
いまだにビジネス用途などで需要が高いミニD-sub 15と、外部ディスプレーや大画面テレビと接続できるHDMI出力の両方を備えているのは便利だ。そのほか、本体前面にはSDメモリーカード対応のダイレクト・メモリースロットも備えている。
LIFEBOOK WS1/C2の主なスペック | ||
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標準スペック | 試用機のスペック | |
CPU | Core i5-8250U | Core i7-8550U |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 | |
メモリー | 4GB | 20GB |
ストレージ | 約128GB SSD | 約512GB SSD |
ディスプレー | 13.3型(1920×1080ドット)、タッチ非対応、ノングレア | |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(着脱式) | |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 | |
インターフェース | USB 3.1(Type-C)、USB 3.0×2、HDMI出力端子、ミニD-sub 15ピン、有線LAN端子、マイク入力/ヘッドフォン出力端子、SDカードスロット | |
内蔵カメラ | 約92万画素ウェブカメラ | |
サイズ/重量 | およそ幅315.8×奥行214×高さ11~19.8mm/約1.36kg | |
OS | Windows 10 Home(64bit) |