モバイルながら2系統の出力端子や有線LANなどインターフェースも充実
光学ドライブにHDDなど着脱可能なマルチベイが便利な13.3型ノートPC (1/2)
2019年03月08日 07時00分更新
富士通クライアントコンピューティングが販売する「LIFEBOOK WS1/C2」は、持ち運びに便利なコンパクトなボディーを採用する13.3型モバイルノートパソコンだ。第8世代のCore i5/i7をはじめ、好みに応じて選べるカスタマイズ性能に加え、高い堅牢性と長時間駆動も実現している。今回はスペックや実際の使い勝手などを紹介していく。
用途に応じて着脱可能な「モバイル・マルチベイ」を採用
LIFEBOOK WS1/C2は、カタログモデル「LIFEBOOK SH75/C3」をベースにカスタマイズ性を高めた、富士通 WEB MART限定のカスタムメイドモデルだ。
本体カラーは、「LIFEBOOK SH75/C3」がアーバンホワイトのみなのに対し、LIFEBOOK WS1/C2はアーバンホワイトとスパークリングブラックの2種類から選択が可能。試用機はスパークリングブラックで、トップカバーや本体底面、キートップなど黒で統一された部分が引き締まった印象を与えてくれる。
LIFEBOOK WS1/C2でまず注目したいのが、用途に応じて着脱可能な「モバイル・マルチベイ」を採用している点。標準ではスーパーマルチドライブが搭載されているが、持ち運び時に便利な約100g軽量化できるカバーに加えて、オプションで写真や動画などのデータをたっぷり保存できる増設用内蔵HDDユニット、長時間の外出でも安心な増設用内蔵バッテリーユニット、さらにはBDXL対応のBDドライブも用意されている。これらを付け替えるだけで、より特化した性能を発揮できるのだ。
本体サイズはおよそ幅315.8×奥行き214×高さ11~19.8mmで、バッグなどに収納しやすいコンパクト設計を実現している。重量についてはカスタマイズ内容で異なるが、今回の試用機と同じタッチパネル非搭載/SSD搭載時の場合、モバイル・マルチベイ用カバー搭載時が約1.18kg、スーパーマルチドライブ装着時が約1.28kg。オプションの増設用内蔵ハードディスクユニット装着時が約1.26kg、増設用内蔵バッテリユニット装着時でも約1.38kgと、持ち運びやすいのがポイントだ。
コンパクトながら堅牢性が高いのもLIFEBOOK WS1/C2の魅力だ。板と底面にマグネシウム合金を採用した「超圧縮ソリッドコア」構造により、満員電車などの圧迫を想定した約200kgfの天板全面加圧試験をクリア。SSDについても、机の上(約76cmの高さ)から落とした想定での落下試験を実施している。