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フリーランスが活躍できる社会に向けてGMOペパボとfreeeが業務提携

2019年03月01日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/Team Leaders

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 2019年2月28日、GMOペパボとfreeeは業務提携を発表。フリーランスをはじめとする個人が活躍できる社会創造に向け、業務提携に関する基本合意書を締結した。

 具体的な取り組み内容としては、ファクタリングによるフリーランスの資金繰り改善を支援する。GMOクリエイターズネットワークが運営するフリーランス向け金融支援サービス「FREENANCE」と「会計freee」のAPI連携を、2019年4月を目処に開始する。これにより、会計freeeで作成した請求書をFREENANCEのマイページで自動読み込めるようになり、数クリックで請求書(売上債権)の即日支払いが可能な「FREENANCE即日払い」の申し込みが行なえる。ファクタリングの利用にかかる手続きの手間を省くことで、入金までに時間のかかる仕事を受注した場合など、フリーランスの方が抱えやすい資金繰りの課題を解決するための取り組みになる。

 GMOペパボとGMOクリエイターズネットワークがそれぞれ提供する「minne」「FREENANCE」をはじめとする各種サービスの利用者(フリーランス)を対象に、両社共同で確定申告・税務に関するセミナーの実施やガイドブックの頒布を行ない、2019年3月にはフリーランスが税務や経理について学ぶ機会を提供する予定。

 GMOペパボとfreeeは、個人事業主やフリーランスが創作活動に集中できる環境作りに取り組んでおり、2017年12月から煩雑な経理業務を効率化できるminne作家向けの専用プラン「会計freee for minne」を提供している。今回、GMOペパボとfreeeは、従来の取り組みをより強化するべく業務提携し、個人のライフスタイルに合わせた多様な働き方を支援する。これにより、個人が組織にとらわれず自己実現と安定した生活を同時に達成し、個々が活躍できる社会を両社で創っていくという。

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