軽快にタイピングできるキーボードなどビジネスユースに最適
大画面17.3型ノートPCで広々作業、第8世代の6コアCPU&SSDで仕事も快適
2019年02月14日 07時00分更新
6コア/12スレッドのCore i7-8750Hプロセッサーを搭載し、ノートパソコンとしては広めの17.3型ディスプレーで作業効率も高い「STYLE-17FH054-i7-UHFS」(関連記事)。シャープな直線で構成されたデザインもスタイリッシュな本機は、ビジネスユースにも最適な1台だ。
今回は、STYLE-17FH054-i7-UHFSの使い勝手を検証してみる。
軽快にタイピングできるキーボード
ほぼA3サイズのSTYLE-17FH054-i7-UHFSは、キーピッチ19mmのフルキーボードを搭載。テンキーまで備わっているので、数字をあつかうようなユーザーにも使い勝手がいい。キーボード部分が少し低くなっているので、パームレストと同じ高さにキートップがあるイメージだ。
キー自体はフラットな作りで、タイピング自体は軽やかに打てる。キーが重すぎて長時間使うと疲れることもなく、長文でも気持ちよく続けられるが、押し下げた感触はしっかりと伝わってくる。タイピング音も小さめだ。
また、キーボード面は手前に向かって低くなるように設計されている。ノートパソコンでは足を立てて斜めにしたりする機種があるが、STYLE-17FH054-i7-UHFSは本体全体で斜めになっているので、しっかりと接地した安定した状態で使用できる。
キーの配置もノートパソコンにありがちな変わった配置はない。17型ディスプレー搭載で横幅がある分、キーボード自体はデスクトップパソコンのキーボードと変わらないイメージで打てる。スペースキーも通常のキー3個分の幅があって使いやすいほか、カーソルキーもうまく収まっている。アンダースコアキーと右側のShiftキーが少しだけ縦長になっているが、それほど多用するキーではないのでとくに問題はない。
タッチパッドは2ボタンが配置されているタイプ。タッチ操作をする部分が広めなため、ボタン自体が少し遠い気もするが、その位置に慣れてしまえば支障なく使える。タッチパッドの感度もほどよい感じで、頭の中でイメージしている通りの操作ができた。指の腹が触ってしまって誤作動するということもほとんどなかったのは、その設置位置が考えられているためだろう。
ディスプレーは、やはりノートパソコンとしては広く感じる。モバイルノートパソコンでは画面表示がデフォルトで150%設定になっている機種も多いが、17.3型のためデフォルトが100%表示。しかし、文字が小さいとは感じない。複数のウィンドウを表示しながら作業しても狭すぎる感じはなかった。もちろん外付けディスプレーは接続できるので、さらに作業効率を高めるなら、大きめのディスプレーを接続したり、2画面表示で操作するというのも1つの手だ。