ASUSは1月27日、国内で初めてとなるインフルエンサー向けのクローズドイベント「ROGアンバサダーMeeting」を都内某所で開催した。ASUS製品のレビューや関連情報を発信するインフルエンサー向けに、同社製品の貸し出しなどを支援する「ROGアンバサダープログラム」を開始したことに伴うもの。会場では未発売のプロダクトも含む製品展示のほか、ゲストによるセッションなどが実施された。
未発表製品も展示、今後は日本各地での開催も
ROGアンバサダープログラムは、ASUSのゲーミングブランド「ROG」の製品をメインとした同社のゲーマー向け製品について、SNSやブログ、動画サイトなどで情報を発信し、“ROGの魅力を世界中に広げていく”ユーザーを募集しようという試みだ。昨今隆盛するインフルエンサーマーケティングの一環と言えるが、同社が国内向けにこうした企画を実施するのは初めてとのこと。
アンバサダー登録後はブログエントリーや動画投稿の報告によりポイントを獲得でき、合計ポイントを貯めることで「Bronze」から「Silver」「Gold」「Platinum」といった上位のランクを目指すことが可能。ランクに応じて、製品貸し出しの優先やイベント・製品内覧会の招待などの特典を受けられる。
現状、アンバサダー登録はクローズドイベントの会場でのみ可能となっているため、このイベントが初めての登録機会となった。会場には事前に募集された40名近いユーザーが訪れ、アンバサダープログラムの説明を受けたのち、登録を行っていた。今後は3月、6月、9月、12月といったシーズンごとにアンバサダーミーティングを日本各地で開催し、徐々にアンバサダーを増やしていく予定だ。
説明・登録会の後にはトークセッションが実施されたが、その前後の空き時間にはアンバサダープログラムの対象にもなっている同社のマザーボード、グラフィックボード、ディスプレー、ゲーミングデバイスといった製品の展示を自由に見て回ることが可能だった。すでに販売されている製品のタッチ&トライはもちろん、ハイエンドゲーミングマザーボード「ROG ZENITH EXTREME ALPHA」「ROG RAMPAGE VI EXTREME OMEGA」、TUF GamingブランドのPCケース「TUF Gaming GT501」など国内未発表・未発売の製品もあり、多くの来場者の注目を集めていた。
セッションにはゲーミングブランドならではのゲストが登場
最初のセッションには、「Counter-Strike」の伝説的プレイヤーとして知られるNVIDIA コンスーマー マーケティング マネージャーのnoppo氏と、ASUSがスポンサードするゲーミングチーム「DeToNator」の人気ストリーマーYamatoN氏が登壇。配信中にアピールする方法や、継続のコツといった、インフルエンサーとして活躍するための実践的なアドバイスを行った。
続いては、ASUS JAPAN株式会社 アカウントマネージャーの市川彰吾氏がROGブランドの製品解説を実施。「ASUSといえばマザーボードという印象の方も多いと思うが、ディスプレーやデバイスなど、ゲーミング向けの製品も幅広く展開している」と語り、会場のユーザーからの質問も受け付けた。
また、協賛メーカーとしてイタリア発のエナジードリンク「GO&FUN」を展開するGO&FUN JAPANの植草光太郎氏によるセッションも。天然成分を使用したナチュラルなGO&FUNについて、「キツいエナジードリンクではないので、ゲームで疲れてもうひと頑張りしたい時などに飲んでほしい」とコメントした。
先に述べた通り、ROGアンバサダーを拡大していくための次回ミーティングも企画中とのこと。おそらく事前応募制となることが予想されるため、興味がある人はROG JAPANのツイッターアカウントをチェックしておくといいだろう。