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新4K衛星放送チューナー内蔵、HDDを高速化するインテルのOptaneメモリーも搭載

27型4K液晶にハイレゾ対応スピーカー、UHD BDが1台に集結した一体型PC

2018年11月06日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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「ESPRIMO FH-X/C3」

 富士通クライアントコンピューティングは11月6日、2018年冬モデルとして4K解像度に対応する27型オールインワンパソコン「ESPRIMO FH-X/C3」を発表した。従来のFHシリーズの特徴を受け継ぎつつ、新たな「Xシリーズ」として同社の技術力を集結したフラッグシップ機となる。

新4K衛星放送チューナー内蔵
UHDBD対応光学式ドライブも

 ESPRIMO FH-X/C3は、12月1日から放送が開始される新4K衛星放送に対応するチューナーを内蔵。3840×2160ドットの鮮やかで迫力のある映像が楽しめる。UHDBD対応の光学式ドライブを搭載し、UHD BDの映画やアニメを楽しめる。ディスプレーは光沢感を持たせて反射率を抑えた「ローヘイズ液晶」を採用。加えて、4辺とも狭額ベゼルとなっており、没入感を高めている。

 サウンド面も強化し、パイオニア製でハイレゾ対応の2.1chスピーカー(4W+4W+10W)を搭載。ダブル・パッシブラジエーター方式のサブウーファーを採用し、低音もさらに強化したという。加えて、直接耳に届くようにスピーカーの角度を微調整している。

 デザインでは、奥行およそ170mm(従来よりー57mm)、高さおよそ442mm(従来より-26mm)と、従来モデルと比較してよりコンパクト化を実現。ディスプレーとスピーカーを分けることで、映像と音の存在感がリアルになったという。スピーカー部の天面にヘアライン加工を施し、サウンドバーのようなたたずまいを目指したとのことだ。

 インターフェースは、USB 3.0端子×4、HDMI出力端子、HDMI入力端子×2、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドフォン・ライアウト兼用端子、有線LAN端子、アンテナ入力端子、SDカードスロットなど。本体前面にあるUSB 3.0端子のうち1基は、電源オフでもスマートフォンなどの充電が可能だ。

6コア/12スレッドのCore i7-8750Hを搭載
OptaneメモリーでHDDを高速化

 ESPRIMO FH-X/C3は、6コア/12スレッドのCore i7-8750H(2.2GHz)を搭載、メモリーは8GB、ストレージは3TB HDDという構成となっている。加えて、HDDを高速化するインテルのOptaneメモリー(16GB)を採用しているのも特徴だ。通信規格は、有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bletooth 4.2に対応している。11月下旬に販売開始予定で、実売価格は30万円弱。

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