ファーウェイは16日(現地時間)、ロンドンで発表会を開催。新フラグシップ機「HUAWEI Mate 20」「HUAWEI Mate 20 Pro」を発表した。発表会の模様からその一部を速報でお届けする。
注目は上位モデルの「HUAWEI Mate 20 Pro」。19.5:9と縦長の6.4型有機ELを搭載。大画面でありながら横幅を抑えた持ちやすいサイズを実現している。また、ディスプレー内蔵の指紋センサーに加え、赤外線照射による暗い場所でも使える&3Dで認識する高精度な顔認証にも対応している。
SoCには9月のIFA 2017で発表された「HUAWEI Kirin 980」を搭載。75%向上した処理性能に加え、機械学習に特化したNPUはコアをデュアル化することで従来モデルから226%アップという大幅な性能を向上している。
バッテリー周りも進化が見られる。4200mAhという大容量バッテリーを内蔵し、40Wの超急速充電と15Wのワイヤレス充電に対応。さらに世界初の試みとして、HUAWEI Mate 20 Pro自体がモバイルバッテリーとなって、その上に他の機器を載せることで、ワイヤレス充電できるという機能がついた。
16mm相当の超広角カメラを搭載!
しかも最短撮影距離は2.5cm
とはいえ、注目はやはりカメラ。HUAWEI Mate 20 ProはLeicaトリプルカメラ、つまりレンズの数こそHUAWEI P20 Proから変わらないが、40メガRGBセンサー+8メガの3倍望遠レンズ+20メガの広角レンズの組み合わせとなった。
HUAWEI P20 Proと比べると、モノクロセンサーの代わりに広角レンズが搭載されたわけだが、16mm相当の超広角ということで観光地でのダイナミックな写真はもちろん、2.5cmまで近づける点もアピールしており、広角マクロ的な使い方もできそう。すでに定評のある望遠から今回の超広角まで、最強カメラ搭載スマホとしての地位を固めたと言える。価格は1049ユーロ(約13万6000円)。
発表会の模様など、現地からの詳細レポートはあらためてお届け予定。
