シャープは8月21日、4型液晶タッチパネルを搭載したテンキー一体型業務用ハンディーターミナル「RZ-H261」「RZ-H262」の2機種を発売すると発表した。
流通小売業の店舗や物流倉庫などで発注・在庫照会・商品管理などに使用される業務用の専用端末。液晶タッチパネルを従来機(RZ-H250)の3.7型から4型に大型化、解像度をVGA(縦600×横480ドット)からWVGA(縦800×横480ドット)に上げることで、画面上に表示できる情報量が1.3倍に増大した。本体幅を75mmにスリム化し、グリップ部を握りやすくしたことで片手での操作が容易になったという。
RZ-H262にはOCR(光学的文字認識)機能が搭載されている。バーコードやQRコードはもちろんのこと、アルファベットや数字などの文字情報読み取りが可能。これまで目視で確認していた賞味期限などの情報も読み取れるので、在庫管理の効率化にも貢献するとのこと。
OSはWindows Embedded Compact 7。CPUはARM Cortex(1GHz)、メモリーはFlash ROM・RAMともに512MB。サイズは幅75×奥行179×高さ40mm。H261の重量は約249gで、H262は約246g。電源は標準バッテリーパック(3.6V 3250mAh)で、稼働時間は約30時間。