ライトなゲームなら快適動作、ベンチでもCPU性能の高さが光る!
6コアCPUが大活躍! 仕事も趣味も快適動作の高コスパゲーミングノートPC
2018年08月01日 11時00分更新
キーは軽めだが心地よいクリック感で快適にタイピングできるキーボード
性能に関しては各種ベンチマークソフトの数値で大まかに判断できるが、実際の使い勝手まではわからない。そこで、キーボード、タッチパッド、液晶、スピーカー、インターフェースなどについて、気になった部分を紹介していこう。
まずは操作性からということで、キーボードから。キーは軽めだが心地よいクリック感があり、軽快なタッチで打鍵可能。ノートとしてはストロークも十分あり、別途キーボードを用意しなくても不満なく入力できると感じた。テンキーも装備しているので、仕事で数値入力が多い、ゲームでテンキーを使いたいといった人でも安心だ。
タッチパッドはサイズがやや大きめなのと、ボタンが物理ボタンとなっているのが好印象。ポインターの操作性も問題なく、タップや2本指でのスクロール操作でもミスはほとんどなかった。ボタンのストロークが少し浅く感じたが、このあたりは好みの問題だろう。もっとも気になったのは、タッチパッドが手のひらにも反応してしまう点だ。設定で「低い感度」にしてもまだ反応してしまうことがあっただけに、この点だけは気を付けておきたい。
ディスプレーは15.6型で1920×1080ドットのため、広さと精細感に関しては満足いくものだ。表面は色鮮やかさが若干犠牲になるが、映り込みの少ないノングレアとなっているのも好感がもてる。ただし、パネルがTN方式となるため、視野角の狭さや角度による色変化は大きめだ。ノートは正面から見る場合が多いためそれほど気にならないが、画質を重視したいというのであれば、一度実物を見てから判断するほうがいいだろう。
スピーカーはあくまで音が鳴るレベルのものだが、人の声などはしっかりと聞き取れるので、音質を気にしないのであれば、映画や動画サイトを楽しむぶんには十分だ。なお、これはノート全般にいえるので、この製品が特別ダメというわけではない点は勘違いしないでほしい。音楽をいい音で楽しみたいのであれば、外付けスピーカーやヘッドフォンを用意するといいだろう。
インターフェースはかなり充実しており、有線LAN端子、USB 2.0端子、USB 3.0端子×2、USB 3.0(Type-C)、音声入出力、カードリーダーなどを装備。映像出力はHDMIとMini DisplayPort×2を備えているので、マルチディスプレーによる広い画面でのソフト利用、本体ディスプレーでゲームをしながら外付けディスプレーでSNSやチャットを楽しむといった用途で活躍してくれる。さらにもう一歩進めて、ディスプレーやキーボード、マウスなどを接続し、省スペースデスクトップパソコンのような用途にも使える。