VRを楽しみたい入門者にもオススメの充実スペック
続いては、ベンチマーク結果を見ていこう。今回は、「3DMark v2.4.4264」からFire StrikeシリーズとTime Spy、「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク」、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」、「SteamVR」パフォーマンステストを実行した。グラフィックドライバのバージョンはGeForce 397.64 Driverだ。ちなみにグラフィックドライバは更新回数が多く、アップデートによって動作が改善することが多い。デスクトップにあるGeForce Experienceを起動し、アカウントを登録しておくと、自動的に新しいドライバーがダウンロードされるようになるほか、録画や配信、スクリーンショットなどの機能も使用可能になる。
3DMark。左からFire Strike、Fire Strike Extreme、Fire Strike Ultraの結果で、順に重いベンチマークとなる。スコアが高いほど高性能で、この場合はFire Strike Extremeまでは良好なスコアだが、FPSをみると、Fire Strike Extremeでは30fps台となっており、ゲームによっては設定をさげる必要があるだろう
「GI7J-B92ZT/VC1」は、小型で設置がしやすく、VRで要求されるスペックを満たしているほか、配信についても配慮されているなど「VRの住民になる! PCのことはよくわからないけど!」といった人にもオススメだ。HTC Viveとのセットも用意されているので、まとめて購入もアリ。ともあれ、最新のムーブメントを楽しむことを前提に検討されたモデルで、その点ではTSUKUMOを高く評価したい。
