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iPhoneをなくした! 「探す」機能を使いこなして発見する

2018年06月07日 13時40分更新

文● ASCII.jp

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 前回、紛失したiPhoneの位置情報を、他デバイスから確認できる機能「iPhoneを探す」機能を紹介しました。その際にも触れましたが、「iPhoneを探す」機能には、位置情報を知らせる以外の便利な機能があります。今回はその使い方を詳細に見ていきましょう。

サウンドを再生する

 紛失したiPhoneが近くにある際、サウンドが再生される機能です。再生されるサウンドを元に、紛失したiPhoneを探すことができます。

 今回もiPadから探す機能を使います。「iPhoneを探す」を起動しましょう。画面右側には、マップとデバイスの位置情報が表示されています。画面左側に表示された「(ユーザー名)のiPhone」をタップ。

 画面右下にある「アクション」をタップしましょう。

 メニューが表示されます。

 「サウンドを再生」をタップ。

 iPhoneでサウンドが再生されます。ちなみに、マナーモードにしていてもサウンドが鳴ります(iOS 11.3時点)。

 iPhoneのロックを解除すると、サウンドは停止します。

紛失モード

 「紛失モード」は、紛失中のiPhone画面上に、任意のメッセージと電話番号を表示させる機能です。先述の「サウンドを再生」同様、メニュー画面を表示します。「紛失モード」をタップ。

 確認画面が表示されます。「紛失モードをオンにする」をタップしましょう。

 電話番号の入力画面が表示されます。任意の電話番号を入力し、画面右上の「次へ」をタップ。

 メッセージ入力画面が表示されます。任意のメッセージを入力し、画面右上の「完了」をタップ。

 「紛失モード」が設定されました。紛失したiPhoneの画面上に、入力した電話番号とメッセージが表示されます。「持ち主です。拾われた方は、お手数ですが、ご連絡をお願いいたします」など入力するといいでしょう。

 見つかった場合は、「紛失モード」を「オフ」にできます。「紛失モード」をタップ。

 メニュー画面が表示されます。「紛失モードをオフにする」をタップしましょう。

 確認画面が表示されます。「オフにする」をタップ。

 「紛失モード」が「オフ」になりました。

iPhone内のデータを消去する

 紛失したiPhone内のデータを遠隔で削除することができます。iPhone内のデータが他人に悪用されることを防ぐのに役立つ機能です。ただし、位置情報の取得などもできなくなるため、どちらかというと最終手段という側面の強い機能です。見つかる見込みがなく、せめて悪用は防ぎたい……といった場合に使用するといいでしょう。

 先述の「サウンドを再生」同様、メニュー画面を表示します。「iPhoneを消去」をタップ。

 確認画面が表示されます。「iPhoneを消去」をタップ。

 運よく、データを消去したiPhoneが手元に戻って来たときは、バックアップからデータを復元することも可能。iCloudかiTunesで、バックアップはこまめにとっておきましょう。

 iPhoneを紛失した際はまず、「iPhoneを探す」機能を活用しましょう。

 余談になりますが、飲み明かした翌日、iPhoneを紛失したことに気付いた先輩が、iPhoneを探す機能を試したところ、線路上を素早く移動するiPhoneをディスプレー上に見たそうです。電車の中で落とし、電車とともにiPhoneが移動していたのですね……。

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