ユニットコムが提供するiiyama PC STYLE∞の15.6型スタンダードノートパソコンの中で、注目したいのが「STYLE-15FH038-i5-UHES」だ。240GB SSDやDVDスーパーマルチドライブを標準で搭載し、9万3938円からとリーズナブルなのも特徴だ。今回は、STYLE-15FH038-i5-UHESの試用機を入手したので、特徴などを紹介しよう。
シックなボディーにDVDスーパーマルチドライブを標準搭載
STYLE-15FH038-i5-UHESは、1920×1080ドット表示のフルHDディスプレーを備えたスタンダードノートパソコン。ディスプレーは外光の映り込みが少ないノングレアタイプで、長時間の作業でも疲れにくくなっている。
本体カラーは、トップカバーを含めて光沢のないマットブラックで統一。トップカバーにはSTYLE∞のロゴが小さめにプリントされており、プライベートからビジネスまで幅広く使えるシックな見た目に仕上がっている。また、マット加工なので傷や汚れ、指紋などが目立ちにくいのもうれしいポイントだ。
本体サイズはおよそ幅約378×奥行き257×高さ31mm(突起部含まず)、重量は約2.08kgと、スタンダードノートでは平均的なサイズ感といえるが、注目したいのはDVDスーパーマルチドライブを標準で搭載している点だ。最近はスタンダードでも光学ドライブレスのモデルが増えているが、各種ソフトウェアのインストールやDVD視聴など、まだまだニーズがあるといえるだろう。
標準的なキー配列で使いやすいキーボード
キーボードは、キーストロークが実測で約1.8mm、キーピッチが18.5mmのアイソレーションタイプを採用。標準的なキー配列に加えて、頻繁に使う「Enter」や左側の「Shift」「Ctrl」などが大きめのサイズになっているため、最初から違和感なく使えるだろう。キータッチは若干軽めながらも打鍵感が伝わり、長時間の入力作業でも疲れにくい印象だ。また、中央部分を強めに押してみても全体がたわむようなことはなく、ボディー剛性も高いように感じた。
タッチパッドは本体中心よりも若干左寄り、スペースキーの下という配置で、サイズ感も申し分ない。クリックボタンについては実用性重視のセパレートタイプで、クリック感もしっかりと伝わってきた。
HDMI出力とD-sub両方を備えた充実のインターフェース
続いて、STYLE-15FH038-i5-UHESのインターフェースをチェックしていこう。本体右側面は、USB 2.0端子×2、ヘッドフォン出力(ミニジャック メス)、マイク入力(ミニジャック メス)、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。
本体左側面には、電源入力端子、D-sub 15ピン、有線LAN端子×1、HDMI出力端子、USB 3.0(Type-A)、USB 3.0(Type-C)を装備。外部ディスプレーや大画面テレビに映像を出力できるHDMI出力はもちろん、ビジネス用途などで需要が高いD-sub出力を備えているのはうれしい点だ。また、外出先で各種モバイルデバイスを使う際に便利なUSB 3.0(Type-C)を搭載しているのもポイントといえる。
バッテリー持続時間(JEITA測定法Ver.2.0準拠)は約4.1時間。15.6型サイズなので普段から手軽に持ち歩くとまではいかないが、ちょっとした部屋間の移動でも安心して使えるのは心強いだろう。
試用機の主なスペック | |
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機種名 | STYLE-15FH038-i5-UHES |
CPU | Core i5-8250U(1.6GHz) |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 240GB SSD |
ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット)、ノングレア |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB 3.0端子、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、有線LAN端子、SDカードスロット |
サイズ/重量 | およそ幅378×奥行257×高さ31mm/約2.08kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |