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置く場所ないけどPCゲームや写真編集などもそこそここなしたいという人にオススメ

富士通の幅89mm省スペースPCは、カスタマイズでゲームも快適な性能に!

2018年04月09日 17時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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ESPRIMO WD2/B2

 カスタマイズでニーズに応じた仕様に変更できる省スペース型デスクトップパソコン「ESPRIMO WD2/B2」。予算次第ではハイスペック機並みの仕様に変更も可能だ。試用機には、CPUにCore i7-7700、GPUにGeForce GTX 1050、32GBメモリーを搭載。ストレージに2TB HDDに加えSSDも搭載するなど、まさにハイスペックな仕様となっていた。そこで今回は、ESPRIMO WD2/B2の実力を測るべく、定番のベンチマークテストを実施。全体的な性能を検証してみた。

 まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。

 総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home Accelerated」、「Creative Accelerated」の2種類のチェックを実施した。スコアは「Home」が5003、「Creative」が6763となった。スコアはゲーミングパソコン並みだ。

ウェブブラウジングやビデオチャットなどの通常作業におけるパフォーマンスを測るHome Acceleratedの結果

3Dゲームや画像処理ソフトなどのパフォーマンスを測るCreative Acceleratedの結果

 それでは3D性能の実力はどのくらいだろうか。GPUのパフォーマンスを測るため、3DMarkによるテストを実施した。スコアは「Fire Strike」で6225、「Sky diver」で19772、「Time spy」で2080となった。GeForce GTX 1050を搭載しているため、3Dグラフィックスの処理もスムーズだった。

Fire Strikeの結果

Sky diverの結果

Time spyの結果

 3Dグラフィックスのレンダリングなどのベンチマークテストが可能な「CINEBENCH R15」。このソフトではCPU性能などを計測できる。ベンチマークのスコアは下記のような結果となった。

「CINEBENCH」のOpenGLのテスト結果

CPUのテスト結果

 グラフィックスAPIのOpenGLは115.38fps、CPUの性能テストでは865cbという結果となった。こちらでも文句なしのスコアが出ている。

 では実際にゲームができるのか、ゲームのベンチマークでESPRIMO WD2/B2のパフォーマンスをみてみよう。おなじみの「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.51」からチェックしていく。

1920×1080ドット、標準品質でスコアは19376

1920×1080ドット、最高品質でスコアは18851

 標準品質、最高品質ともにすごく快適という診断結果となった。ドラゴンクエストXくらいの負荷のゲームであれば、問題なく快適に遊べるだろう。

 ドラゴンクエストXよりは高めのグラフィックス描画能力が求められる「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮の解放者」ベンチマークもチェック。こちらも、最高品質でとても快適に遊べるという結果となった。このベンチマークでは、まったくストレスなく快適に遊べる目安が7000で、ESPRIMO WD2/B2はほぼそれに近いスコアが出ている。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア15144

1920×1080ドット、最高品質、DirectX 11、スコア6890

 「ドラゴンズドグマオンライン」ベンチマークも計測したところ、こちらも最高設定で快適にプレーできるという結果になった。およそ幅89mm×奥行き343mm×高さ332mmとスリムなパソコンながら、ゲーム系のベンチマークで上々の結果なのはうれしいポイントだ。

1920×1080ドット、標準品質、DirectX 11、スコア12246

1920×1080ドット、最高品質、DirectX 11、スコア11363

 ESPRIMO WD2/B2は、富士通WEB MARTでクーポンを利用すると最小構成で7万1733円から(4月9日現在)購入できる。試用機のハイスペックな仕様では19万円台になってしまうが、3Dグラフィックスを多様したゲームも快適に遊べる性能にまでカスタマイズできる。予算とニーズに合わせて最適な構成を選べるという点で、エントリーユーザーから上級者まで、幅広く対応できるパソコンだ。

ESPRIMO WD2/B2の標準構成と試用機の主なスペック
機種名 ESPRIMO WD2/B2
構成 標準構成 試用機の構成
CPU Celeron G3930(2.9GHz) Core i7-7700(3.6GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィクス 610 GeForce GTX 1050(2GB GDDR5)
メモリー 4GB 32GB
ストレージ 500GB HDD 256GB SSD+3TB HDD
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
インターフェース USB 3.0端子×6、USB 2.0端子×2、DVI-D端子、DisplayPort、PS/2端子×2、マイク端子、ヘッドフォン端子、ラインイン端子、ラインアウト端子、有線LAN端子 USB 3.0端子×6、USB 2.0端子×2、HDMI出力端子、DVI-D端子、DisplayPort、PS/2端子×2、マイク端子、ヘッドフォン端子、ラインイン端子、ラインアウト端子、有線LAN端子
サイズ およそ幅89×奥行343×高さ332mm
OS Windows 10 Home(64bit)
価格(4月9日現在) 7万1733円 19万7413円

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