シャープは3月15日、日本信号が開発を進める駅案内ロボット「ekibo」向けの「AIoTプラットフォーム」を提供したと発表した。
同社は昨年より、AIや音声対話を用いた製品やサービスを開発する事業者向けにAIoTプラットフォームを外販しているという。今回は「クラウド接続用ソフトウェアの開発・機器への組み込み」「多言語での『音声対話』を実現するクラウドサービス」「機器やサービスの利用状況を把握・解析する『データ解析機能』」の各機能を提供したとしている。
今回採用されたekiboは、利用者が話しかけることで最寄りの出口や行き方を音声案内するシステム。訪日外国人旅行者向けの案内にも活用できるよう、日本語と英語に対応する。今後のekibo実証実験において、同社は案内対話や対応言語の拡充といったサポートを担当すると発表している。