Sansanは4月3日、「若手社員の実態調査2018」の結果を発表。対象は社会人歴2〜4年目の若手社員で、上司や先輩の仕事ぶりに対するイメージと、若手社員自身の名刺管理について調査した。
上司や先輩に対して「仕事ができなさそう」と感じたことがあるかと聞いたところ、84.5%の人があると回答。どんな様子を見てそう感じたか聞いたところ、1位が「ダラダラ残業している」(50.3%)、2位が「書類や名刺が散乱していて、机が汚い」(47.3%)、3位が「先輩や上司などからしばしば叱られている」(39.1%)だった。
仕事ができなさそうな上司や先輩がアナログとデジタルのどちらで名刺管理をしていそうかというイメージを聞いたところ、「アナログ派」と回答した人が55.0%、「デジタル派」と回答した方が18.8%。半数以上はアナログ派に対してネガティブなイメージを持っていることがわかった。
一方で、上司や先輩に対して「仕事ができそう」と感じたことがあるかと聞いたところ、91.8%の人があると回答。どんな様子を見てそう感じたか聞いたところ、1位が「無駄な残業をせず、テキパキと帰っている」(52.6%)、2位が「自身が持つ人脈を最大限活用している」(49.6%)、3位が「机が整理整頓されており、デスク上の資料探しに無駄な時間をかけていない」(48.8%)だった。
仕事ができそうな上司や先輩がアナログとデジタルのどちらで名刺管理をしていそうかとイメージを聞いたところ、「アナログ派」と回答した人が42.7%、「デジタル派」と回答した人が39.5%だった。仕事ができそうというポジティブイメージではデジタル派、アナログ派が半々程度であることがわかった。
若手社員自身の名刺管理方法を聞いたところ、アナログ派が73.0%、デジタル派が24.0%だった。「仕事ができなさそうな先輩や上司の名刺管理方法はアナログ派」というイメージの人が55.0%もいたが、自分自身はアナログで管理しているという人も多くいることになる。
自身の名刺管理がアナログ派かデジタル派のいずれかに属する人に対し、自分の業務効率化がうまくいっているか聞くと、アナログ派の「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」の合計は58.6%だった。一方で、デジタル派の「そう思う」と「どちらかと言えばそう思う」の合計は83.3%で、デジタル派のほうが自身の業務効率化がうまくいっていると感じる傾向にあることがわかった。
また、貯蓄額を聞いたところ、アナログ派は200万円未満が55.1%で、200万円以上が36.6%だった。一方で、デジタル派は200万円未満が36.5%、200万円以上が53.2%だった。デジタル派のほうが貯蓄額が多い傾向にあることがわかった。