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パナソニック、レッツノートのバッテリーに発火の可能性

2018年03月29日 18時20分更新

文● まぶかはっと/ASCII

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 パナソニックは3月28日、2011年2月から2018年3月に製造したレッツノート「CF-SX」「CF-NX」「CF-S10」「CF-N10」「CF-AX」、タフブック「CF-C2」の各シリーズにおいて、劣化の進んだバッテリーパックから発火する可能性があるためリコール社告を実施した。

 今回のリコール社告では、全数を対象としたバッテリーパックの交換はせず、バッテリーの劣化状況を判定して発火の危険性を回避するバッテリー診断・制御プログラムを提供するという。

 現在、バッテリー診断・制御プログラムは開発中であり、案内は5月末の予定。それまでは、事故発生の危険性を低減させるため、緊急対策として充電制御ユーティリティを設定するよう呼びかけている。2014年5月、2014年11月、2016年1月、2017年12月に同社が発表したリコール社告で、バッテリーパックを交換した人も同様だという。

 対象機種は、製造期間が2012年1月から2018年3月までのCF-SX1/CF-SX2/CF-SX3/CF-SX4シリーズ、およびCF-NX1/CF-NX2/CF-NX3/CF-NX4シリーズ。また2011年2月から2014年11月までに製造されたCF-S10/CF-N10シリーズ、2012年10月から2016年10月までに製造されたCF-AX2/CF-AX3シリーズ、2012年10月から2018年3月までに製造されたCF-C2シリーズ。

 なお、CF-SX4/CF-NX4シリーズのWindows 10プリインストールモデルは対象外となっている。

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