クリエイターの要望を細かく取り入れた「DAIV」 CP+で見たマウスコンピューターブース
CP+ 2018はカメラのイベントだが、PC系メーカーの出展も多い。マウスコンピューターもその1社で、ブースが盛況だった。RAW現像を快適に行なえる、というコンセプトに興味を持った来場者が多いようだ。
同社は、クリエイター向け高性能PCブランド「DAIV」を展開しており、その実機を展示。カメラメーカー純正のRAW現像ソフトや、RAW現像に特化したソフトをセットアップしたDAIVで実際に現像作業を体験できる。
マシンパワーを必要とするRAW現像も、同社のPCであれば快適に行なえる、ということだ。
ノートタイプのほかデスクトップタイプの製品も展示しているが、基本となる筐体はクリエイターのリクエストを取り入れて設計されているとのこと。
たとえば、大容量のデータをやり取りするためにリムーバブルベイを用意したり、足元においても操作しやすいように操作系を本体上部に配置したり、作業場でのPCの移動をしやすくするため、後方下部の足にキャスターを付けられるようにしてあったりする。
また、写真の明暗の調整や色温度の調整を行ない、色味の変化を体感できる「カラーキャリブレーション、カラーマッチングプリントゾーン」を用意。ユーザーが持ち込んだデータもプリントしてくれるとのことだ。
さらに、VRヘッドセットによる8K解像度のVR動画コンテンツの体験コーナーもあり、フルHDの16倍の情報量を持つ緻密な動画を迫力満点で楽しめる。
なお、ブースでは3名の写真家(諏訪光二氏、秦 達夫氏、横山 崇氏)によるRAW現像のノウハウを紹介するセミナーを実施しているほか、ブース来場者向けのプレゼントキャンペーンを実施。
最新のクリエーター向けPC「DAIV-DGZ520E3-SH2-RAW」が抽選で2名に当たるチャンスがあるので、興味のある方はブースに足を運んでみてほしい。