クリエイターの要望を細かく取り入れた「DAIV」 CP+で見たマウスコンピューターブース

文●ハシモト/ASCII編集部

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 CP+ 2018はカメラのイベントだが、PC系メーカーの出展も多い。マウスコンピューターもその1社で、ブースが盛況だった。RAW現像を快適に行なえる、というコンセプトに興味を持った来場者が多いようだ。

マウスコンピューターのブース

マウスコンピューターのブース

IPS液晶パネル搭載の「DAIV-NG5720S1-SH2」。sRGB比で95%の色域を表現できる

IPS液晶パネル搭載の「DAIV-NG5720S1-SH2」。sRGB比で95%の色域を表現できる

17.3インチの4K液晶を搭載する「DAIV-NG7620S2-SH5-DGP」。AdobeRGB比で100%の色表現が可能

17.3インチの4K液晶を搭載する「DAIV-NG7620S2-SH5-DGP」。AdobeRGB比で100%の色表現が可能

 同社は、クリエイター向け高性能PCブランド「DAIV」を展開しており、その実機を展示。カメラメーカー純正のRAW現像ソフトや、RAW現像に特化したソフトをセットアップしたDAIVで実際に現像作業を体験できる。

 マシンパワーを必要とするRAW現像も、同社のPCであれば快適に行なえる、ということだ。

デスクトップのDAIVはこの筐体をベースにさまざまなモデルを展開している

前面上部のパネルを外すとドライブベイにアクセスできる。容量の大きいファイルをやり取りするため、リムーバブルなHDDベイを用意

前面上部のパネルを外すとドライブベイにアクセスできる。容量の大きいファイルをやり取りするため、リムーバブルなHDDベイを用意

前面下部のカバーを外すと防塵フィルターがある。水洗いが可能で掃除も簡単

前面下部のカバーを外すと防塵フィルターがある。水洗いが可能で掃除も簡単

後方下部の2つの足をキャスターにすることもでき、前面上部のハンドルを持ち上げるだけで簡単に移動できる。作業場でのマシンの移動がスムーズ

後方下部の2つの足をキャスターにすることもでき、前面上部のハンドルを持ち上げるだけで簡単に移動できる。作業場でのマシンの移動がスムーズ

 ノートタイプのほかデスクトップタイプの製品も展示しているが、基本となる筐体はクリエイターのリクエストを取り入れて設計されているとのこと。

 たとえば、大容量のデータをやり取りするためにリムーバブルベイを用意したり、足元においても操作しやすいように操作系を本体上部に配置したり、作業場でのPCの移動をしやすくするため、後方下部の足にキャスターを付けられるようにしてあったりする。

ユーティリティーを用いてDAIVでカラーマッチングを行ない、プリンターに出力する体験コーナー。色味の調整などが可能だ

 また、写真の明暗の調整や色温度の調整を行ない、色味の変化を体感できる「カラーキャリブレーション、カラーマッチングプリントゾーン」を用意。ユーザーが持ち込んだデータもプリントしてくれるとのことだ。

VR動画を楽しめるコーナー。高精細で迫力のある映像を体験できる

VR動画を楽しめるコーナー。高精細で迫力のある映像を体験できる

 さらに、VRヘッドセットによる8K解像度のVR動画コンテンツの体験コーナーもあり、フルHDの16倍の情報量を持つ緻密な動画を迫力満点で楽しめる。

 なお、ブースでは3名の写真家(諏訪光二氏、秦 達夫氏、横山 崇氏)によるRAW現像のノウハウを紹介するセミナーを実施しているほか、ブース来場者向けのプレゼントキャンペーンを実施。

 最新のクリエーター向けPC「DAIV-DGZ520E3-SH2-RAW」が抽選で2名に当たるチャンスがあるので、興味のある方はブースに足を運んでみてほしい。